東京の寒桜のたよりを届けてくれたのは、nomu(@★安らぐ自然を追い求めて)さんでした。今年は暖冬で花が早いとか。早速、上野公園に偵察に行きました。
上野公園で桜が咲いたと聞いてすぐに思い浮かぶのは、小松宮彰仁親王像の桜。大きい木ではないが、他の花が咲く前に一本だけ咲くので、立ち止まってカメラを向ける人が少なくありません。・・・とはいえ、西郷さんのように有名でないこの像は、普段はきっと気づかずに通り過ぎている人がほとんどだと思います。
JR上野駅を公園口から出て、動物園に向かってまっすぐ歩き、広場(右手に噴水、左手に染井吉野並木、正面に動物園)のところでやや左前方を探せば、見つけられる筈です。
で、この桜が咲く頃に桜が見られるのは、そのまま回れ左で染井吉野並木をつき抜け、正面入口(京成上野駅の方)に向けて歩いて行く途中に2本ほど、寒桜があります。いずれも、この寒い季節に会えて嬉しくなる桜ではありますが、木としては、それほど見ごたえもありませんから・・・
その頃ですと、五條天神社の梅が、本数は少ないですが色とりどりで綺麗ですので、そちらからボート池の方へ下りて、水鳥とたわむる半日はいかがでしょうか。
この日、正面入口の二本の大寒桜がほころび始めていました。これが咲きそろうと、見ごたえもあるんだけど。
正面入口の大寒桜(おおかんざくら)が三分咲き。
このくらいになると、上野へ遊びにいらしてください、と皆さんをお誘いしたくなってきます。
(プロローグ終わり)
今年は暖冬で、染井吉野の開花も無茶苦茶早いのでは!?と囁かれていたものの、3月半ばに寒の戻りがあり、結局、やや早めで落ち着きそう? 気象庁は最初に、3月18日を開花日と予想したが、データの入力ミスという事で予想を3月20日に修正。
・・・明日が開花予想日とあっては、見に行かない訳にはいかない。という事で上野の山へ登るが・・・染井吉野並木、咲いている花は、無し。このつぼみ、明日咲きます!!という感じには、まったく見えない・・・・。
ちょっとガッカリ〜 で、とっとと並木道を後にする。正面入口中央の枝垂れ桜が、三分咲きくらいで綺麗でした。左右の大寒桜は、すでに葉桜で色あせた印象。・・・でも、大寒桜も、夜桜で見るには、まだまだ綺麗な今日このごろです。