2002/02/02 (土)
●あずさ2号復活 今日一日だけイベント列車として「あずさ2号」が復活しました。 「8時ちょうどのあすさ2号で・・・」というアレである。 車両も国鉄色の183系との凝りよう。 しかし、新宿始発時刻は残念ながら8時02分だったようです。 これは定期列車の「スーパーあずさ3号」が8時ちょうどに出発するため、その続行でスジが盛られたためなのでしょう。 どうせなら、今日だけ「スーパーあずさ」の方を時刻変更して、イベント列車を8時ちょうどに出発するようにすれば良いのに・・・と、思わないでも無いですね。
ところで、一応解説。 なぜ「あずさ2号」が「復活」なのか。 現在、JRの優等列車は列車愛称番号が重ならないように下り列車(一般に都心から地方へ向かう列車)は奇数、上り列車(同じく都心に向かう列車)は偶数としています。 つまり、今の「あずさ2号」は新宿始発ではなく、松本始発なのです。 じゃぁ、昔はあったのか? というと、ありました。新宿始発の「あずさ2号」が。 昔は特急列車は始発駅の出発順に上り、下り共に1号から番号がつけられていました。そのため、新宿始発の「あずさ2号」があったわけです。 新宿8時発の「あずさ」は元々「1号」だったのですが、1973年10月1日のダイヤ改正から6時40分発の「あずさ」が設定され、「8時ちょうど」の「あずさ2号」が誕生しました。 そして、1978年10月2日のダイヤ改正で、奇数/偶数で下り/上りを識別できる様に番号体系を見直したことから、新宿始発の「あずさ2号」は姿を消したのでした。
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