今日の『ふぅ』

2002/06/17 (月)

『CDを入れてください』
 無情なるダイアログである。
 ずいぶん前に買ってあった「A列車で行こう4(15th ANNIVERSARY)」を早くなった自作PCで・・・と思ったが、起動しない。
 そう、コピー防止のため起動時にCD-ROMドライブにCDが入っていなければならないのだ。
 正規に買ったものなのに動かないとは!!
 許せん。
 とりあえず、どうにかしよう。
 ということで、無料でできる方法をいろいろ試してみた。
 (仮想CDソフトを買うなど、本末転倒である)
 まず、ネットワークドライブでマウントしたCD-ROMがあれば起動可能であることがわかった。
 ・・・なんだ簡単ではないか。

 というわけで、ハードディスク内のデータのみで動作させる方法のメモを以下に載せておく。(ただし、プロテクト解除っぽいネタなので文字反転。ソフトウエアは正規に購入しましょう。この方法で、CD-ROMドライブのないノートPC等で「A列車で行こう4」を起動させることも可能だと思う)

 (1)「A列車で行こう4」のCD−ROMの中身を、ハードディスク内の新規に作成した適当なフォルダ(ここでは「Atrain」という名前とする)にコピー。
 (2)「Atrain」フォルダを共有可能とする。
 (3)「ネットワークドライブの割り当て」で、ローカルの「Atrain」フォルダを指定し、適当なドライブ名で割り当てる。
 補足:「Atrain」フォルダの中身は、「MOVIE」フォルダだけで良い。

 これでCD-ROMドライブが無くても、「A列車で行こう4」が起動可能である。
 めでたい。
 しかし、くれぐれも違法コピーはせぬように。

自作PCの悲劇
 ど〜にもこ〜にも、CD-ROMドライブが動かないのである。
 マザーボードを入れ替えたあとから、不調気味だったCD-ROMドライブがとうとうディスクを認識しなくなってしまった。
 BIOSもOSもドライブを認識してはいるのだが、メディアをドライブが認識していないのか、マウントされない。
 ほかのドライブでは・・・と思い、手持ちのドライブを手当たり次第つなげてみたが、あえなく撃沈。
 そんなときに限って不幸は続く。
 Windows2000が起動しなくなる(笑)
 なんだかんだと再インストールしなければならなくなったのだが、ともかくCD-ROMが読めないので、CDからブートできない。
 仕方なく、FreeBSDのSAMBAクライアントでセカンダリ側ハードディスク(DOSフォーマットで、こいつは生きていた)にノートPC
からWindows95のCD-ROMをすべてコピーし、FDDから起動・・・
 しようと思ったら、FDISKとかFORMATとか入ったMS-DOS起動FDが見当たらない・・・というか無い!
 どうしたものかとちょっと思案した挙句、MacintoshのVirtualPCを使うことを思いつく。
 まず、VirtualPCにWindows95をインストール。
 インストール時にリカバリ用FDを作る際、あらかじめDiskCopyで作成しておいたDiskImageファイルをVirtualPCのFDDドライブに認識させ作成した。
 次に、Windows95用のフロッピーディスクをファイル化するフリーソフトで作成したリカバリ起動ディスクをファイル化。
 今度はノートPCにネットワーク経由でファイルをコピーし、同フリーソフトで本物のフロッピーディスクに起動FDを作成した。
 やっとできた起動FDから自作PCを起動。
 プライマリをFDISK、FORMAT後に、セカンダリのWin95のSetup.exeを起動しWindows95をインストール。
 その後、Windows95上から、ネットワークドライブとして認識させたWindows2000CD-ROMからインストーラーを起動。
 ついに、Windows2000が復活したのでした。
 長かった・・・。


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