2002/12/03 (火)
●方向幕の話 通勤途中の高田馬場駅で見かける埼京線ですが、車両の行き先を表示している方向幕が最近LED化されました。某巨大掲示板を見ていたら、このネタが話題になっていました。
『なぜ、LED化されない車両が混在しているのか?』
レスとして、『国土交通省の交通バリアフリー法のお達し』のためという内容のものがありましたが、これはちょっと眉唾くさい。国土交通省のホームページの同法の原文を読んでみたが、そういう意味合いの文面は発見できなかった。
どちらかと言うと、理由はもっと単純なものと思われる。
埼京線のLED化されていない車両が『サハ』車だけということで、簡単に察しはつく。
今、山手線に新車投入がされつつあり、余剰となる6扉車両が埼京線に組み込まれることになっている。そのため玉突きで不要となる『サハ』車は、いずれ別線区へ転属することになるので、改造は最小限に抑えた。
というのが、ありそうな話だ。
あと、方向幕に路線名が掲出されるようになったのは、これも単純に別会社線相互乗り入れのための処置と考えるのが妥当なところじゃないかと思われる。
もっとも、真相は分かりませんが。
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