2003/04/08 (火)
●帝都東京・隠された地下網の秘密 先日Kiyoさんからお借りしたこの本。なかなか面白い。 いわゆる「とんでも本」である。 あ、筆者はそう思っていないかもしれないが・・・。 なんていうか、まず内容どうこういうよりも、文章が下手なのが残念でならない。書きようによっては、もっと面白くなるように思うのだが。あと、当時の工事作業者の証言とかあると良かったように思う。
ともかく、本書の趣旨というか内容については、非常に興味をそそられる。 ふと思い返してみると、身近な東京の地下空間が、実際どのようになっているのか、全体的な位置関係・・・なんてのは考えたことも無かったし、構造物の形まで地図に載ってないので調べることも出来ない。 一度気になると、どんどん気になってしまうのが、この手の話であり、私はこういう話が大好きなのだ。 私は、本書を「ネタ本」として評価している。
ところで、本書内で話題となっている千代田線・丸の内線の国会議事堂前駅と南北線溜池山王駅の配置関係についてであるが、インターネットを調べてみたら、こんなサイトが出てきた。
営団地下鉄南北線 溜池山王駅”新設工事
ここの記述を読むと、溜池山王駅は新規に建設されたように読める。
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