2003/10/26 (日)

●米国出張 〜総括〜
　なんていうか、初めてのアメリカ本土でした。
　西海岸だけで、サンフランシスコとシアトルだけでしたが、いろいろ見ることができて、仕事とは言え大変楽しい出張でありました。
　キーワードを挙げてみましょう。
　☆戦うツアーガイド
　★おかしな現地ガイド
　☆怪しげな日本食
　★連日夜中２時まで続く飲み会
　☆毎朝早い強引な日程
　★ある個人的な趣味による鉄道施設視察の突発企画
　☆Intel社の呪いか！高熱発生！！
　★でかいぞ、747組み立て工場
　☆急坂に辟易。シアトル
　★１日粘って写真を撮りたいアムトラック
　☆雨が多いはずのシアトルの連日快晴
　★事務局長、トイレに閉じ込められる！
　☆やり過ぎです、事務局長。『No touch !!』
　★ここが発祥地、スターバックス

　などなど、あげれば切りがないです。
　写真も数百枚撮影してきましたが、その中から何枚かピックアップして、一日づつのメモを書いておこう。

●米国出張 〜10月19日 その１〜
　いよいよ、米国出張がスタート。
　しょっぱなから長い１日である。これは冗談でなく。
　時差の関係で、初日の１日の時間は４０時間。
　成田出発は午後3時20分で、サンフランシスコに到着したのが同日午前7時。
　１日がリセットされた気分である。
　リセットされた１日は、まずはツインピークスの展望台での市街一望からスタートしたのでした。
　その後、サンフランシスコと言えばこれという、ゴールデンゲートブリッジを見てきました。
　本当に天気が良く、写真も鮮やかです。
　ちなみにゴールデン・・・という名ですが色は『赤』です。この『赤』色は、サビ止めの塗装色そのものなんだそうです。
　橋を歩いて渡ることもできるそうですが、しょっぱなから疲れきるのも問題あるため、今回はバスで横断しただけでした。

●米国出張 〜10月19日 その２〜
　長い１日はまだまだ続く。
　午後、船で渡ったのがアルカトラズ島。
　監獄の跡地を観光地化した島で、当時の牢屋などがそのまま残されている。
　人気が高い場所であるにも関わらず、日本からの観光客は時間があわず訪れる人が少ないらしいですが、ここはお勧めです。

●米国出張 〜10月20日〜
　この日は、一日中、HP本社でお仕事。
　15時過ぎに仕事も終わり、夕方は市街でお買い物でありました。
　他のメンバーはブランドショップに買い物に出かけていたようですが、私は目を付けていた本屋と、アメリカのパソコン事情を調査(?)するためにCompUSAを見てきました。
　CompUSAでは、Apple本社のお膝元だからなのかMacintoshコーナーが結構広い。G5ももちろん山積みでした。
　本屋では、米国の鉄道関係の書籍を物色。
　鉄道関連施設の写真集を発見し、ゲット。
　米国内の鉄道駅にある信号所や車庫、駅舎なんかの写真がたくさん掲載されたマニアックすぎる本である。もう一つ、鉄道模型の雑誌を購入。

●米国出張 〜10月21日〜
　サンフランシスコ最後の日。
　この日は、インテル本社でお仕事でした。
　朝、ホテルを出発後、インテル本社に訪問する前にCALTRAINの駅に寄ってもらいました。
　CALTRAINは、サンノゼ方面とサンフランシスコのダウンタウンを結びシリコンバレーを縦断する通勤路線ですが、車社会のアメリカではあまり利用客はいないらしい。
　なので、車両へは自転車持ち込みが朝でもできることから、若い人は自転車と共に通勤しているようである。

●米国出張 〜10月22日〜
　この日の日記は、リアルタイムに米国から更新した通り。
　シアトル郊外のボーイング社の組み立て工場の見学でした。
　その後、シアトルといえば今、日本で最も有名ではないかと思われるシアトルマリナースの本拠地、セイフィコ・フィールド球場を見学してきた。
　内部を特別に見せてもらったのですが、観客席とグラウンドの近さに驚いた。近過ぎ（笑）
　この球場の横を、アムトラックの線路が通っています。
　お土産ショッピング時間を利用して、写真を撮影しに行くとちょうど貨物列車が通過して行くところでありました。ラッキー。

●米国出張 〜10月23日〜
　この日は、シアトル郊外のレドモントにある、マイクロソフト本社でお仕事でした。
　とにかく、１日中セミナーと会議。
　そんな１日の楽しみだったのが、昼飯。
　マイクロソフトの社員食堂で、ハンバーガーを食べてみた。
　うまい！今までレストランで食べた『勘違い中華料理』や『うっかり日本料理』なんかより、ぜんぜんうまい。
　ただ、つけあわせのオニオンリングは、油っぽくて３つで十分だったよ。

●米国出張 〜10月25日〜
　実質、日程最終日の金曜日。
　この日は、早朝6:45にホテルを出発し、高速船で２時間半。カナダのビクトリアへ行って来た。
　ビクトリアはイギリスの色を濃く残す町で、カナダというよりもヨーロッパに来たという感じである。
　町の地図を見たときに駅があることを発見。これは見なければ！
　ということで、写真を撮影してきました。
　列車は１日２往復しかなく、残念ながら列車を見ることはできなかった。
　しかし、駅のすぐ近くに可動式の鉄橋があり、間近で見ることができた。
　写真は、それ。
　お土産は、当然、メイプルシロップである。

●米国出張 〜10月26日〜
　米国出張最終日の朝、出発が11時半だったため、午前中は前日に目を付けておいたアムトラックの廃線跡の撮影に出かけた。
　シアトルの町は、ほんとうに坂がすごい。
　30度くらいの傾斜があるんじゃないかと思うくらいの坂が、湾へ向かって下って行く。
　その坂を下った先に、市電が走っているのだが、その沿線が以前港湾倉庫街だった頃の貨物ヤードの線路跡が高速道路の下や駐車場に残っていた。
　どうも、この市電も昔の貨物線の線路を流用しているように思える。
　写真は、その一枚。
　近くにアムトラックの現役の本線もあり、そちらでは長大な貨物列車や旅客列車の行き交う様子が見られた。（残念ながら、タイミングがあわず写真が撮影できなかった・・・）