2004/01/19 (月)
●こんなんじゃ・・・ 『世界の中心で、愛をさけぶ』(片山恭一)を読了。 この本の帯とかに「泣きながら読みました」とか書いてある訳ですが・・・ ねぇ、ほんとう?こんなんで泣くんですか、そうなんですか? オレは、こんなんじゃ泣けないよ。 『君が望む永遠』の方が、数倍泣けるよ。っていうか泣いたよ。 恋人が死んでしまう話だったら、村山由佳の『天使の卵』の方が10倍泣けるよ。っていうか泣いたよ。 冷静に分析してみると、この作品では主人公の心理描写が淡々としすぎていて、感情移入できないんだな。というか、感情移入する前に最後に行き着いちゃう。 あまりに拍子抜けというか期待はずれだったから・・・ さっき、『君が望む永遠』の遙EDエピローグを堪能してしまったよ。 ああ、泣けるなぁ。っていうか泣いたよ。