今日の『ふぅ』

2005/06/16 (木)

急遽休日
 仕事を急に休むことにして、相方と、先日見ることができなかった「交渉人 真下正義」を見てきましたよ。
 エンターテイメントとしては楽しめたかな。2時間ドラマでも良かったかもしれませんが(^^;
 しかし、秋庭氏の東京の地下鉄の疑惑本の影響は大きいですね。本広監督も影響受けたんだろうなぁ。と、つくづく思ったネタでした。鉄道系システム屋としては、突っ込みどころ満載でしたけどね。
 「線引屋」という人が出てきましたが、ああいう人が実際に居ます。(私の知っている人は、すでに他界されましたが)私は「スジ屋」とよく言います。列車が大乱れしたときに、その復旧ダイヤを作るのはベテランの職人芸の世界です。ただ、最近はベテランが引退し、かつその技術が伝承されづらい環境になっていて、だんだん本当の「スジ屋」が少なくなっているのが現実です。

 「ダンパ」というのが出てきましたが、「引上線」または「電留線」のことだと思いますが、実際はあんなに各駅にはありません。それでも、東京の地下鉄は建設の進捗具合に応じて開業区間が延びた経緯があり、比較的多いかもしれませんね。

 最後に、犯人のこと。
 ネタバレになりますが、最後に追っていた犯人がすでに死んでいることが明らかになります。
 これって・・・「機動警察パトレイバー劇場版」の没シナリオが元ネタですよね。きっと。本広監督がパトレイバーのファンであることは有名なので、狙っている可能性が高いと思います。
 元ネタの方は、コンピュータウィルスでレイバー暴走・都市破壊を企て、映画冒頭で自殺した帆場英一が、松井刑事の捜査の過程で、実は小学生の時に死亡していたことが判明するというもの。
 我々の追っていた犯人は、一体何者だったのか。

 総評としては、面白かったのでお勧めです。


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