2005/06/27 (月)
●恐るべき旅路 恐るべき旅路 ―火星探査機「のぞみ」のたどった12年―を読了。 このドキュメンタリは、すべての大人に読んで欲しい。そして、すべての子供も読んで欲しい・・・そんな本でした。 日本の宇宙開発に幸あれ。と、心から思わずにはいられないほど、関係者の頑張り、粘りが伝わってきます。 日本の政治家というのは、本当にどうしようもないな。この本を読んで、宇宙開発の真実と本当の目的を理解し、振興に努めて欲しい。 学生の理系離れ、学力低下、ニート、引きこもり、やる気の無い社会人・・・すべては、「未知への挑戦」に投資してこなかった日本の社会的構造が原因なんだろうね。この趣旨の主張は、作者に同感でした。