2006/01/08 (日)

●日本橋の空を取り戻せ
　新聞に出ていましたが、日本橋界隈の景観向上について来年度より調査費用が計上されたとのこと。
　個人的には、待ってました！というところです。
　東京の首都高速道路は、用地買収の簡素化と工期短縮のために、多くが川・水路・運河の上を通っている。
　あまり気づいていないかもしれませんが、東京は大阪と同じように都心には川が縦横に走り、橋が至る所にあるのだ。
　しかし、その上には高速道路が覆いかぶさり、橋は無残にも暗い。
　せっかくの水辺が高速道路でフタをされ、川の水は淀み、憩いの場には程遠いのだ。
　最近、水辺の景観を復活させようという試みが官民から持ち上がっている。「日本橋　みちと景観を考える懇談会」もそのひとつで、日本橋界隈の景観復活の検討を行っている。
　この試みは、ぜひ実現して欲しい。

　ちなみに、個人的には首都高速、特に都心環状線周辺はそろそろすべて取り壊したほうが良いと思っている。
　その後、山手線内は自動車流入原則禁止にしても良いのではないかとさえ思っている。発達した地下鉄網と、路面電車を復活させれば、これも十分実現可能と思うんだけどなぁ。