Second House Renewal Project - AYASE
別荘を改築しよう!
建設記録

2006年05月02日 名義変更をしよう!

 別荘を増改築するにあたって、親父から家屋の所有名義を私に変更することになった。
 これは増改築する前の評価額が低い段階で生前相続しておくことで、贈与税が大したことない額で済むこと、増改築の費用は私が負担したかったことなどから、この機会に名義変更した方が、なにかと良いだろうと思ったのでした。
 しかし、不動産登記の名義変更手続きは、何かと面倒なのですよ。
 通常、不動産登記などの手続きは、購入時などに建築事務所等を介して手続きを行うことが多く、自分で行うことは少ないのではないかと思います。
 しかし、司法書士に依頼すると手数料などがかかり、無駄な出費が増えてしまいます。
 そこで、今回は自分で書類を作成し、自分で法務局へ手続きに行くことにしました。



 手続きをするには、書類を作るわけですが……調べて分かったのは「決められた書類フォーマット」が定められていないのです。決められているのは「書類に書くべき事項」のみ。
 要するに、決められたことが書かれていれば、どんなフォーマットであろうと構わないということなのです。
 これはいいように聞こえますが、素人には全く不親切な決まりです。
 さらに調べてみると、法務局ホームページに書類作成テンプレートがWord版と一太郎版が配布されていることを発見。これを利用して書類を作成することにしました。



 試行錯誤して書類を作成し、長野市内にある長野地方法務局に向かいました。
 さて、法務局に着いてみると「不動産登記相談コーナー」なるものがあるのを発見。
 これ幸いと作成して来た書類を持って、相談してみることに。
 親切に書類の不備、修正点を指摘してもらい、書類は問題なく提出することができました。
 だがしかし、落とし穴が……。
 家屋の評価額証明書が必要なんです。よく考えれば当たり前なんですけど。
 評価額証明書は、その家屋が在地する役場に行かなければ発行してもらえません。
 仕方なく、その日は書類を保留してもらい、翌日、村役場まで車で行くはめになりました。
 評価額証明書を無事発行してもらい、それを持参して再度長野地方法務局へ。無事、不動産登記は提出することができました。あとは手続きを待つのみです。



 しかし、不動産登記や評価額証明書の発行など、それぞれの役所に行かなければならないのは不便ですね。
 特に別荘となると自宅から離れた土地であるわけで、そうそう行ける訳でもない。でも、役所は平日しか開いていない訳です。必然的にぶっつけ本番的な手続きになってしまいました。
 ちなみに、不動産登記に関してはインターネット経由でオンライン手続きができます。ただ、その方法はかなーりややこしい手続きとなっており、気軽にネットで手続きしようと思うものではありません。

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作成者:綾瀬ヒロ (AYASE Hiro)
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