原発と闘う医師団を代表して発言したいと思います。よろしくお願いします。
あの3月11日の東日本大震災、福島原発事故によって、現在までに広島型原発約50個分の放射性物質がまき散らされていると思います。そのために、多くの福島の方々が住むところを奪われ、生活を奪われています。しかし、広島での警官から言えることは、この放射性物質の影響は今後何十年にもわたって、福島のみならず広く東北から関東地方の人々を苦しめ続けるということです。
この福島の事態をもたらしたものは、けっして天災ではありません。これは利益のためには人の命を顧みることをしない新自由主義のもたらした人災です。新自由主義者は、被災地の「復興」を名目に新たな策動を行おうとしています。それは、福島医大の「放射線医療特区化」計画です。かつて広島ではABCCと同じ意図を感じます。すべての情報は住民の前に開示されなければなりません。これは闘いなくしてはありません。広島・長崎の被爆者は闘うことで自らの命を守り、医療を取り戻してきました。福島の被爆者も、闘うことによってのみ、これからの生活と健康を取り返すことができると思います。
私たちは、全国の仲間の力で福島の人たちの健康を守る、闘う拠点としての医療施設を福島の地に建設しようと思っています。
NAZENの闘いと連携して、すべての原発をなくすまで闘います。現在、TPPに参加するかどうかのせめぎ合いの真っ最中ですけども、TPPによって医療界も根源的に変わってしまいます。医療の自由化によって、これまで曲がりなりにも守られてきた国民民保険制度は解体されます。医療に差別をもたらす。人の命に格差をつける社会になってしまいます。いよいよ私たち医療者も総決起する時代になりました。新自由主義と闘っている全世界の方々と団結して、医療と健康を守るために勝利する決意を表明して、発言を終わります。ありがとうございました。