ミニコミ誌「えいじんぐ」

〜毎月発行しているミニコミ誌です〜

第一号は1990年に発行。
現在の「精神障害者共同作業所にしおぎ館」所長
兼「NPO福祉の家」代表である高橋道子が、
住み込み型ホームヘルプ実践の模様を伝えるために書き出したものです。
その読者仲間が母体となり、旧「福祉の家西荻館」が設立されたのです。

今この「えいじんぐ」は「作業所にしおぎ館」と
「NPO福祉の家」の活動を知らせるカレンダー、介護の記録、
高橋道子の雑感、利用者の声などを載せて発行しています。
2012年6月1日に第223号を発行致しました。

紙面での定期購読をご希望の方へは郵送いたします。
一年分として80円切手20枚を同封してお申し込み下さい。

「えいじんぐ〜地域の中で〜」 最新号(第223号)
(2012年6月1日発行)

223号の内容

リニューアルお披露目バザー

沢山の人が来て下さいました。(5月11日)

当日のお披露目で開催したリサイクル常設コーナーには、綺麗な品物が陳列し、みな大喜び。めんばーが売り場を担いきりました。

「きちんと付けた値段だから、値引きはしません」と自信です。産地直送のコシヒカリで作ったおむすびと五目ご飯はにしおぎ館名物。豚汁と一緒にとても美味しかったです。

区内作業所の職員が差し入れ持参で駆けつけてくれました。本当に感謝です。横浜の紅葉坂リサイクルショップの仲間も来てくれました。

この日に向け、お菓子工房もスタートしました。5月から区役所販売も再開しています。

4月からの法内事業への移行、国保連への1回目の給付申請を、やはり区内作業所の先輩たちに聞きながらやっと終えました。これからも、自分たちの狭い世界で悩まないで、力を合わせて、教わり、伝え、やっていきたいものです。宜しくお願いします。

地域交流カルチャークラブ

作業所にしおぎ館は、クラブ活動として月2回(第2、第4月曜日)、カルチャークラブを行っています。

*健康マージャン、*茶道、*書道など、それぞれの得意分野を披露し講師も充実しています。このカルチャークラブ、なかなか参加者が増えませんでしたが、5月の会に2人の新しい人が参加してくれました。作業所に見学に来た女性のお母さんと、もう一人はリサイクルを買ってくれた女性です。それぞれ、マージャンと茶道に参加しました。

*カルチャークラブは昼ご飯も用意します。基本的に麺類。そこで使う麺類は「国鉄民営化反対 解雇撤回」を闘っている国鉄労働者支援物資です。

参加費は一般500円(昼食代、お茶、お菓子代込み)、法人の会員とメンバーは200円です。是非知り合いを誘ってみてください。このカルチャークラブには今年度も共同募金会から助成金が交付(年間30万円)されました。

「原発なしでは生活成り立たぬ」ですか?

「消費税アップ、生活保護費ダウンで生きられない」でしょ!

「原発なしでは生活成り立たぬ」と野田総理が言った。「いったい誰の生活?」「どんな生活?」と聞きたい。政治家はちゃんと本音を言え、と問いたい。「原発なしでは金持ちの、国家の経済が成り立たぬ」ではないのか?そんな経済って、いったい何?

一方「経済が成り立たない」から消費税を上げる。公共事業は「全廃する」(神奈川県)。介護福祉は制限する。教育も医療も民営化する。そして今とんでもない高下tきが生活保護受給者を襲っている。「不正受給者を摘発する」と言って、福祉事務所に警察官OBを配置する、マスコミを使ってすさまじいキャンペーンをやる。「給付費を10パーセントも下げる」と言う。9万円そこらの生活費が8万円になり、消費税が上がり、その上「障害加算」などが廃止になって、「生きていけますか?」

それで作業所に対しては「めんばーの工賃をアップ、2倍化を」などと突きつけてくる。これはもう、力を合わせて、闘うしかないでしょう。黙っていたら、殺される。原発再稼働して、地震起きたら、誰が責任とってくれますか?政治家が嘘しか言わないのなら、自分たちで事実突き止め、生きられる社会作るしかないでしょ!

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