「えいじんぐ〜地域の中で〜 第208号
(2011年3月1日発行)

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208号の内容

にしおぎ館の未来を確信
2月末の宿泊旅行は、メンバー18名、職員3名の総勢21名で、今までの旅行で一番多い参加者でした。それぞれに不安を抱えながらも初めての参加者も4名。新しい交流が出来ました。

行き先は、千葉県旭九十九里温泉。マイクロバスをチャーターしました。宿泊先のかんぽの宿・旭は10階建ての立派なホテル。全室オーシャンビューで「気持ちよく」、お風呂も広々・露天風呂、展望風呂も良かった。夕飯もお刺身や陶板焼きなどなかなかでした。二日目は、銚子の磯部の「一山」という食堂で、それぞれ好みの魚料理を注文し、皆満足だったようです。

今回の旅行は、今後のにしおぎ館の未来を展望するような旅行になったと思います。何よりもメンバーたちのパワーです。支え合い、思いやり「にしおぎ館は、これからどんな嵐が来ても大丈夫だ。皆で力を合わせていけば、何だって出来る」。そんな確信を持ったのは私だけでしょうか?この間のミーティングで話し合っている事の核心の一つに「精神障害者メンバーは社会の主人公になりうるか」「メンバーは労働者なのか」ということがあると思います。この問いには「共同作業所とは何か」「この社会にどう位置するのか」という問いに係わってきます。又、この問いは「私たちはどうしてここに来たのか」「なぜここで巡りあったのか」ということでもあると思います。

さて、いよいよ2011年度に向かってアクセル踏みましょう。

旅行初参加者の感想

2月の旅行に今回、初めて参加した2名の話を聞きました。

「眠れないのが不安でした。実際眠れませんでしたが、みんなとワイワイ交流できて、楽しかったです」(Aさん)
「おもしろかった。帰りの途中、生け簀のある海鮮食堂で食べたいくら丼が最高でした。みんなでやったカラオケも楽しかった」(Iさん)

リサイクル品募集

NPO法人福祉の家主宰のリサイクルショップが横浜・紅葉坂(桜木町)にあり、にしおぎ館のメンバーも頑張っています。お店のある掃部山(かもんやま)は桜の名所。3月〜4月は大勢の人で賑わいます。リサイクル品お願いします。ご連絡お願いします。

  *絵葉書やカード  *ハンカチやスカーフ  *食器 
  *バッグ  *小物  *CD  *春先の衣服 など

「食わせろ」

チュニジアからエジプト、そして中東全域に拡大した労働者のストライキ〜大デモ〜独裁政権打倒の闘いは、チュニジアの26歳の青年失業者の抗議の焼身自殺に端を発したとも言われています。そして皆が叫ぶのは「食わせろ」「私たちも人間だ」という正に生きるギリギリの叫びなのです。連日のニュースから伝わるだけでも、命を賭した決起、軍をも味方に、拡大する団結、解放を喜ぶ青年たち、こどもたちの顔・顔・顔に「こんなにも揺さぶられたことは今までなかった」と感動を語ってくれた青年がいました。

中東からヨーロッパへ、中国へ、必ずや日本へも。

私たちは、競争や分断に反対します。私たちは戦争に反対します。イラク開戦から8年、今年も全世界一斉行動が呼びかけられています。

    ーーー 3月20日 代々木公園〜渋谷デモ ーーー

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