213号の内容
「これは譲れない」「ここは同じ気持ち」 |
私たちは、今3月11日から始まった未曾有の危機に立ち向かったいると言って良いでしょう。それは正に「生き抜くための、人間が人間として生きることが出来る社会をつくるための戦争」(労働千葉田中委員長)と思います。
あの大震災がなくても、この国では毎年3万人を越える自殺者が社会問題になり、圧倒的多数の労働者が「生きていけない」低賃金と不安定雇用に叩き込まれていました。 共同作業所はどうでしょう?「障害者自立支援法」の下で、作業所は再編され、「工賃倍増計画」なる「成長戦略」の呼びかけに労働基準法にも守られない「下請け労働」が合法化されていく。被災地では福祉施設や病院が倒壊し、閉鎖し、そのため補助金もなくなり、高齢者や障害者が力尽きて死んでいっているということです。 放射能のいつ戦争が日常的に仕掛けられているのです。 共同作業のの未来はどこにあるのでしょう?民営化=外注化はさらなる福祉切り捨てを不可避とします。福祉の場の崩壊、福祉職場の喪失を意味します。職員=メンバーが一体となりこの危機に立ち向かっていくこと、拠点を決して手放さないことは、生易しいことではない。力を合わせましょう。にしおぎ館には色んな意見を持った人たちがいます。当然です。意見の違いがあっても、集う皆の「これは譲れない」「ここでは皆同じ気持ち」というものを大切に大切にしましょう。 |
夏のバザー報告 |
◆バザーご協力ありがとうございました。 ◆地域の人たちが持ち込んだ「反原発」署名 |