「えいじんぐ〜地域の中で〜 第214号
(2011年9月1日発行)

バックナンバーはこちら
ホームへ

214号の内容

そんなのおかしい!
「作業所に通えるようになった」ことを理由に障害の程度が見直され、
所得保障が削られることも

8月29日、杉並区の作業所連絡会は、区長と保険副支部長宛に要望書を提出、担当部署との交渉がありました。毎年恒例なのですが、今年度は部長も担当課長も替わり、緊張の中での交渉になりました。その中で一つ商店になった問題があります。「精神障害者福祉手帳」の問題です。

「精神障害者の手帳は有期であり、2年毎見直す。精神障害の症状は変動がある。三級が一級になることもある」というようなことを行政側が言ったことに対し、「変動があるから、良くなったり、悪くなったり、というようなことをけいけいに言うべきではない。この間手帳のランクを下げられ、年金や生活保護の障害加算などに影響が出て、当惑している当事者もいる。又、訪問看護も入っているのに手帳更新手続きを示唆されず、いきなり2万円も保護費を削られたメンバーがいる」という意見が作業所サイドから。代表の金杉医師も「福祉サービスが入って作業所通所日数が増えたとか、入院の頻度が減った、ということをもって病状が良くなったというのは違う。三障害統合と言っても精神障害について理解が足りない」と強調しました。精神障害者が2年毎に所得保障を脅かされるのは大変な不利益と言わなければなりません。

この件については、東京都の研修でも精神障害者当事者のレポーターが訴えていたことです。彼は「僕たち精神障害者には所得保障がない」と断言していました。「だから生活保護を受給せざるを得ない」と。

年金と福祉手当、そして生活保護。それは同じお金と言ってもニュアンスは大きく違います。にしおぎ館でも考えていきましょう。

9月11日 原発いらない大行動

3月11日の東日本大震災から9月11日で半年。放射能問題はますます深刻に。さらに野田新内閣は「原発再稼働」「復興大増税」内閣だ!
NPO法人福祉の家は横浜-紅葉坂リサイクルショップとして横浜大通り公園に出店します。

原発いらない!911KANAGAWA ACTION
9月11日(日)12;00 横浜大通り公園(石の広場)

秋の宿泊旅行決定!!

秋を探しに群馬-草津温泉 10月2日〜4日(2泊3日)
バスをチャーターしました。
参加費1万円です。

ページのトップへ