「えいじんぐ〜地域の中で〜 第218号
(2012年1月1日発行)

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218号の内容

生き抜くために力を合わせよう!
「そんな大げさな」あなたはそう思いますか?
「私は大丈夫」「煩わしい」そうでしょうか?

2011年3月11日の東日本大震災〜大津波〜そしてフクシマ原発大事故という事態は、「収束」どころか、日々深刻さを増しています。
にも関わらず、いやそうであるからこそ、原発を推進する人たちは事実を覆い隠し、あくまで嘘を助長しようとしています。

新年元旦のテレビ朝日の「朝までテレビ」は福島・郡山からの生中継、テーマは原発。
「命の問題だ。今すぐ停止を」と訴える原発反対派(山本太郎さんも出演)に対し「金儲けをしちゃいけないと言うのか?あなたたちは企業を否定するのか?日本の原発は世界一高性能、福島事故があってもなお、東芝などの原発企業には世界からオファーがある」こうがなりたてるのは司会の田原宗一郎。

「あらゆる英知を結集してフクシマを光り輝くフクシマに」
★資本にとって「光輝くフクシマ」とはフクシマをとことん儲けのターゲットにしようと言う事。原発放射能被爆者をはじめ「要介護者」や「障害者」「がん患者」を福島に閉じ込め、研究材料にし、医療特区、福祉特区を作り、民営化・非正規の安価な労働(労働者にもならないサポーター、ボランティア)を強いてくる。
★かつて、介護保険制度を推進した御用学者が「バラ色の介護保険」「四兆円産業」「新たな雇用創出」とうそぶいたこと。その後私たちの介護と介護労働がどういう変節をたどって、今の介護・医療崩壊、介護職場喪失をもたらしたかを忘れるな。

2012年は、私たちの実生活に密接に関わってくる生活保護法に手を掛けてくることは間違いありません。「生活保護受給者にも医療費自己負担を」「障害加算カット」「就労活動の義務化」など等。すでに国民レベルでのキャンペーンは激しくなっています。加えて消費税増税。
★生活困窮者がどんどん増えていくのです。生活困窮を「恥ずかしい」として縮こまり息を凝らして潰されるのか。それとも「こんな時代、こんな政治で生活が困窮しない方がありえない」「誰の責任だ」「もっとましな生活・人生を保障しろ」と自覚し、団結して闘うのか。
そういうことが、待ったなしに問われているのではないでしょうか?

みんなで考えていきたい。とことん話し合いたい。にしおぎ館にとっても2012ねんは大変な一年になります。

冬のバザーは大盛況

この間、決して校長とは言えなかったにしおぎ館のバザー。しかし12月10の冬のバザーは開店と同時に沢山の人が。それは模擬店が満杯だったこと、リサイクル品の売り上げからも裏付けられます。

リサイクル品 38,440円
模擬店    35,600円
手作り菓子  26,700円
動労千葉支援物資も13,250円売り上げました。
計 158,990円でした。

特筆すべきは、前日の12月9日、西荻窪駅前でバザーのビラ撒きを実行したことです。150枚用意したビラが30分でなくなりました。「にしおぎ館のバザーです」「にしおぎ館・福島支援のバザーです」と呼びかけるとほとんどの人がビラを受け取ってくれました。駅でビラを受け取ってくれた人。ビラ撒きが地域の話題になったことは重要です。*地元の郵便局、パン屋さん、肉屋さんなどがポスターを貼ってくれたことも功を奏したことでしょう。

リサイクル品を提供して下さった方、カンパを寄せてくれた方、当日参加してくれた方々、本当にありがとうございました。
メンバー・スタッフ・家族も力を合わせてやりきりました。

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