「えいじんぐ〜地域の中で〜 第220号
(2012年3月1日発行)

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220号の内容

にしおぎ館の新装オープン

作業所にしおぎ館は、4月からの法内施設(障害者自立支援・就労継続支援B型)への移行にむけ、あわただしく準備しています。障害者自立支援法は廃止し、「障害者総合福祉法」なるものに編成するなどという政府の「約束」もやっぱり嘘でした。にしおぎ館が、制度・政策に振り回されることなく、「やるべきことをやり続けてきた」ことが重要だったと、改めて実感しています。

にしおぎ館は、今、基盤整備事業による改修工事中で活動の場を一時移転しています。メンバーには遠くなった人、通所が難しくなった人mの多いのですが、毎日沢山来てくれます。「善福寺の館」という名前が決まり、料理したり、ミーティングしたり、移行に関する様々な準備もしています。

通常なら、善福寺公園には梅が咲く頃ですが、今年は寒いですね。春が待ち遠しいです。

改修工事が無事済んで、きれいなお店になるのを楽しみにして下さい。新bんそうオープニングの集いも考えています。

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工事は順調に進んでいます。完成は3月中旬以降になります。
お弁当、菓子製造など、お休みしており、申し訳ありません。

あの3月11日から1年

2012年3.11をあなたはどう迎えますか?

今、フクシマを「過去の事」「済んだこと」とし、「一日も早い復興を」「後始末をどうしよう」という意識を意図的に作り出そうという動きがあります。

しかし、フクシマは終わってなんかいない。今これを書いている間(3月1日朝)も強い揺れを感じました(震源地はなんと東海村、東海村は震度5)が、あのフクシマ大地震からの地盤の動き(=地球の怒り)はおさまっていません。3.11から1年、失業手当の継続措置や様々な福祉施策が終わり、廃業や倒産そして解雇はこれからが本格的なのです。さらに放射能問題はますます拡散しています。安全な場所なんてないと言って良いでしょう。「フクシマの人は気の毒。自分は安全」などと考えている人がいるとしたら、とんでもない間違いです。

今、原発はたったの2基しか動いていません。もう動かしては駄目だ!

そのために、何が出来るのか?1年目の3.11をどういう日にするのか?私は郡山で開かれる「福島県民集会」に行きます。福島には、現にそこで生き暮らす多くの人たちがいる。一緒に参加しませんか?(高橋道子)

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