製作日記

2002/12/24

大会用の定跡を作るべく、序盤の流れを研究しています。
私が先手番で▲7六歩△3四歩となったときには、先に相手の形を決めさせてから 動きたいので▲1六歩を考えているのですが、ソフトと対局すると後手は△1四歩、 さらに▲9六歩には △9四歩となかなか形を決めてくれません。
ならば秘密兵器の角頭歩だと3手目に▲8六歩と指したら、△4四歩と交換を拒否されて しまいました。
 
たった4手で先手の作戦負けだなんて、恐ろしい戦法だ角頭歩・・・。

2002/12/19

先日行われた交流戦の棋譜をアップロードしました(コメントは後日追加予定)

対りすかす将棋  対磯部将棋

やっぱり序盤に手をいれないといけないなぁと痛感しますね。
柿木将棋Xとの対戦でも序盤が互角だと結構勝てるんですが、駒組み段階で敗勢になる ことがしばしばあります。
大会までには雁木と対振り飛車の2種類は実装したいところです。

2002/12/9

コンピュータの将棋の進歩2にある問題集をやってみました。
結果は・・・
柿木将棋Xより486時代の森田将棋の方が正解数が多い!
んな馬鹿な。

2002/12/2

製作日記は一旦中断すると、書かないことに慣れてしまってどうしても間隔があいてしまいます。
箇条書きでもいいから書いてみましょう。

●「2段の終盤」は40問中32問正解
●棋太平の製作会社は私の地元だった。(県だけじゃなくて市まで同じ!!)

●「中級必修次の1手 105」にあった「将棋ミニ3択」の問題から引用

(Q)プロの対局で、将棋盤を相手の側からみるとどうなる?
A.反則負け B.警告される C.問題ない

こんな某氏の為のピンポイントなルールがあったらいいなと思った。

2002/11/24

来年の大会に向けて新しい戦法を導入しようと考えています。
昨年と今年は1次予選がメインだったため、矢倉だけで戦いに挑んでも それほど作戦負けはしませんでしたが来年は2次予選からです。準備を しておかないとせっかくのシードを手放しかねません。

とういわけでさっそく本を買ってきました♪
「角頭歩戦法」
「新鬼殺し戦法」

手持ちのフリーソフト&市販ソフトのどれひとつとして 引っかかりませんでしたとさ。

市販ソフトは高くてなかなか買えまえせん・・・。
銀星は安かったんですけど一時期の騒動が気になるし。
もれなく「すごい監視」が付いてきたら大変(汗)

2002/11/22

以前日記で「四段の終盤」という本を使って棋力判定をしたという話を書いたんですが、 「二段の終盤」という本も発見しまして早速試してみました。
とりあえず35局面ほど試したところ、28問正解で実力2段のボーダーライン6割は 越えていました。嘘くせぇ〜

将皇が当てる問題とはずす問題の傾向は以下のようになってます

当てる問題
・即詰みがある
・正解手が王手でその手を取ると詰む。違う応手をすると評価値が先手側にとって良いものになる

はずす問題
・連続王手で最後に必死をかける
・連続王手で詰めろ回避
・3手目or5手目で詰めろをかける(手が生成できない)

詰めろをかける手の生成と内部ノードで読む詰め将棋の条件設定が鍵になりそうです。

2002/11/18

盤面編集機能とコピー&ペースト機能をつけました。これなら指し手にランダム性のない 将皇でも、好きな局面から始めることでゲーム性の高めることができると思います。
ただ若干問題がありまして・・・
7/11の日記みたいなことをされると不正エラーで落ちると思うんですよね。

# Ver0.4って大会版より弱いです。勝率3割5分はさすがにまずい。

2002/11/13

う〜む。インタフェース部分にバグ残っているみたいです。
修正が完了したらこっそりとアップロードしておきます。

2002/11/12

背景のちらつきを抑えるため、子ウィンドウをクリッピングしたり(今まで知らなかった) スレッドの優先順位の変更を行ったりしました。こういう事は公開する前にやっておけって 感じですね。
今後は研究との兼ね合いがあるので強くするための製作ペースは落ちますが、 ゲームとして楽しめる要素を加えていきたいなと考えています。
 

2002/11/12

バージョンアップ用に用意していたテキストを上書きして消してしまいました。
とりあえず要点だけ書きますね。
 
●グラフィックを変えた(駒の2文字化は挫折)
●使用メモリ量が設定できる(多い方が速いし強いです)
●タイトル名が将皇に
●Ver0.4暫定版と比べて詰め将棋部分が強化されている(他もいじってるんだけどイマイチ)
 
今後の予定
●探索の強化(当然)
●盤面編集と指定局面からの対局機能の追加
●上の機能を生かして「この局面から勝てるか?」みたいなゲームの追加
●秘密(これがメイン)
 
以上です。

2002/11/6

関数の速度測定に用いていたQueryPerformanceFrequencyや、その他の探索に必要ない機能を 削って時間を測定してみたところかなりの速度アップに繋がることが判明しました。 2〜3割は早くなっているような気がします。
大会バージョンとの対戦結果も80戦で勝率6割とまずますです。
結果の信頼性はともかく非損失の速度向上は嬉しいことこの上ないですね。

開発率25%

2002/11/2

そろそろバージョンアップをしようかと思います(年内ね)
まずは画像をバージョンアップ。


新しい駒


新しい盤

駒がでかすぎた。

開発率7%