製作日記

2002/10/27

PVSを実装してみました。結果は・・・
ふ〜ん。
単に理解できていない可能性もあるので論文を読んで みます。多重反復深化は実験結果待ち。

2002/10/24

詰め将棋の高速化をいろいろと試してみましたが、 うまく働きませんでした。最近閃きが不発気味。
 
とりあえず詰め将棋が一段落ついたら、PVSと多重反復深化を 試してみようと思います。それが終わったら指し手生成関数、 評価関数も直さないとまずいか、水平線効果対策もあったな、 グラフィックも改良したい・・・。
 
いつまでたっても序盤に手が回りません

2002/10/14

11月にゲームプログラミングワークショップ(GPW)が開かれるのですが、 私は不参加になりそうです。
原稿も出せなかったし、時間的にも厳しい・・・
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ふと「去年のGPWでは鬼将棋の方と同じ部屋だったなぁ」と思い出して 「鬼将棋」で検索をかけてみたところ、

FM鬼将棋(Windows95/98/Me/ゲーム)

えっ!?鬼将棋の作者さんって!?

全然違いました。ちょっと残念(笑) FMアダルト将棋で大会に出たら違う意味で大注目

2002/10/13

パラメータを変えたり他のソフトと対戦させたりして、やっぱり将皇は弱い なぁと今さらながらに痛感しています。
特に指し手生成部分が弱く、一人よがりな読み筋が多いです。 指し手漏れを検出できるテストプログラムを作る必要があるかもしれません。

テストプログラムというのは結構重要で、去年の一年間で結構強くなったのはこの 探索内部表示プログラムのおかげだったと思ってます。

変な手を指すなと思ったら、これを見ながら原因特定を行うわけです。
メモリ馬鹿食いなのは誰が見ても一目瞭然。

2002/10/2

久しぶりの対戦でいきなりバグ?を発見。
1手詰の局面で捨て駒を連発し、最後はきっちり詰ますという 極悪非道な将棋ソフトになってしまいました。

詰め将棋探索の証明数の設定方法に問題があるのかもしれません。
開発率5%

2002/10/1

コード整理のときに外していた対戦機能を復旧させました。 やはり性能評価ができるとやる気が沸いてきますね。

寝る前に動かすと、対戦結果が気になって夜中に何度も目を覚ますと いう副作用がもれなくついてきますが。

開発率2%

2002/9/17

学会が終わりました♪
近日中に製作を再開する予定です。正式版Ver0.4を公開する前に、
 
●グラフィックとインタフェースの改良
●定跡の導入(矢倉と対振飛車の2種類ぐらいは)
●指し手にランダム性を入れる
●強くする
 
これぐらいはしておきたいです。 目標年内!開発率0%!!

2002/8/1

ちょっといろいろありまして、9月15日まではあまり時間がとれそうにないです。 まぁ先は長いのでのんびり作っていきましょう。将来的には囲碁にも手を出してみたいなぁ。

2002/7/17

証明数を使った詰め将棋探索を実装してみました。
元が酷かったせいなのか長手数の詰め将棋に関しては 100倍近く、短手数でもかなり高速化できたようです。 5〜7手くらいの詰め将棋がすばやく読めれば、内部ノードでの 詰め将棋ルーチンが効果的に働き終盤が強化されると思います。

序盤の定跡をどのようにして導入するべきか悩んでいます。 実際の対局から完全一致の局面をとった場合では局面が外れた場合はどうするのか? 戦形判別はどうするのか?囲いの逆流現象はどうやって防げばいいのか?
悩みはつきません。

2002/7/11
+---------------------------+
|v香v桂v銀v金v玉v金v銀v桂v香|一
| ・v飛 ・ ・ ・ ・ ・v角 ・|二
|v歩v歩v歩v歩v歩v歩v歩v歩v歩|三
| ・ ・ ・ ・v玉 ・ ・ ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ 玉 ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| 歩 歩 歩 歩 歩 歩 歩 歩 歩|七
| 香 銀 金 ・ 飛 ・ ・ 銀 香|八
| 玉 桂 ・ ・ 玉 ・ 金 桂 玉|九
+---------------------------+
すばらしい

最善手は▲4八飛だそうです。

2002/7/5

強さを測定するために、「四段の終盤」という次の1手問題集を使って実験を してみました。
最初の5問を実行させてみたところ、難易度星一つの1問だけ正解。 柿木将棋の4問正解と比べると何とも寂しい結果です。
100問実行させたらいったいどれだけの差がつくんだろうか。

それ以前に手作業で100問の問題を入力する不毛な作業はなんとかならんものか。

2002/7/1
え〜っと。

・バグが残っている
・Ver0.3と比べて対人で強くなってない感じ
・定跡なし
・序盤で底歩打つのは止めてよ、よーすけさん etc

という感じです。 それでも良い方はここからどうぞ。
唯一進化したところは駒がアニメーションするぐらいでしょうか。

2002/6/23

2ちゃんねるからリンクが貼られているようです(ここ)
最弱決定戦って・・・うさぴょんは別格では?
大会で考えると
うさぴょん→2次予選勝ち越し。他→1次予選負け越し ぐらい違うはずです。
ちなみに将棋ソフト(仮)Ver0.3ではうさぴょんに勝てないはず。Ver0.4でもどうかな。

将棋ソフト(仮)Ver0.4の完成度 66%

2002/6/20

インタフェースのソース修正がおおよそ完了しました。 細々としたバグや未実装な部分はこの際無視して6月30日に公開すること にします。
いつまでたっても矢倉しかできませんけど(^^;)

将棋ソフト(仮)Ver0.4の完成度 66%

2002/6/16

延々と黙々とプログラムのソースを整理中。
グラフィックの変更を諦めれば今月中の公開はなんとかできると思います。 去年も同じことをいっています
「私のソフトに最短何手で勝てるか」などといった参加型の企画も暇があったら 是非やってみたいですね。その為にもまずは公開か。
将棋ソフト(仮)Ver0.4の完成度 33%

2002/6/7

大会が終わってから何にもしてないですけど更新再開です。
大会の感想をさらっと書いておきます

一次予選 将皇(しょうおう)6勝1敗 32チーム中3位で予選通過

結果だけ見ると余裕で通過しているようにもみえますが、優勢にも関わらず局面を 荒らしに行ってしまい危険な状態になる場面がいくつも見受けられました。 実際にテジン戦では序盤で馬を作ってかなり優勢になったにも関わらず、あっさりと 馬飛車交換をしてしまい逆転され初黒星。
「金持ち喧嘩せず」みたいな機能がほしいところです。

二次予選 将皇(しょうおう)5勝4敗 24チーム中10位で予選敗退

柿木将棋、永世名人、ハイパー将棋といった市販ソフトにはことごとく負けてしまい、 市販ソフトの壁は厚さを思い知る結果となりました。 優勢になる局面があっても、将皇は全体的に受けが弱くあっさりと寄せきられ終了。
というか受けが弱すぎです。

大会バージョンは、将棋ソフト(仮)Ver0.4として公開しますので、気長にお待ちください。
将棋ソフト(仮)Ver0.4の完成度 0% ←え