「宇宙船のひみつRemix」の元となった「ロケットガールが教えてくれる宇宙船のひみつ」のまんがをここに掲載します。言うまでもなくロケットガールは野尻抱介先生のSF小説でアニメ化された作品です。この作品を題材にして作った二次創作まんがです。

ロケットガール がおしえてくれる宇宙船のひみつ・4  2014年3月刊

イラストコラムではソ連、ロシア特集でしたが、まんがはまったく関係ない話になってます。これが最後と決めて仕掛かったので、ノーマン、ソランジュ(原作の"月編"登場キャラなのでアニメには出てこない)を登場させたくて描いた話です。なんか壮大な話のはずが数話で打ち切られてしまった連載まんがのような終わり方です(笑)。大戦で枢軸国が勝ってしまうという歴史IFを夢の中だけで再現してます。宇宙開発の技術も、その発展の根元には戦争の影があります。宇宙は平和のもとに開発されることを願って止みません。内容にはあまり関係ないですが、ロケットガール同人誌を始める前から、Shadeという3Dソフトウェアで作ったメカの絵をまんがの中に埋め込んでいましたが、最初は手描きの部分と3Dの部分でかなり違和感があったものの、このころになるとかなり絵としてまとまりが出せるようになってきたと思っています。このシリーズの1巻の頃の、たとえば宇宙船のコクピットの絵などを見比べていただくとわかるかと思います。ちなみに最新の「宇宙船のひみつRemix」では、3Dは一部の絵のパースの見本にしただけで、3Dソフトウェアによる描画は一切画面からなくなりました。