PC-98x1 PC−98x1 >>PC-98DO+ の備忘録 
2022/ 4/ 16 update

 


 PC-98DO+に関する情報です。

 PC-98DO+に関する気になる点や、変換番長proを動作させる為の点を書いています。

 

1 DIPSW 1-4をON(内蔵FDDを#3#4 外付けFDDを#1#2) にした場合の挙動

2 内蔵SASIに変換番長proを接続する手順

 

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1 DIPSW 1-4をON(内蔵FDDを#3#4 外付けFDDを#1#2) にした場合の挙動

DIPSW 1-4 をONにした場合、内蔵#2ドライブ(実質#4)のアクセスランプが点灯し続けます。
他のドライブにアクセスした場合は、そちらが点灯し、こちらは消灯します。

これは、他のPC-9801では起こらないため、PC-8001(PC-8801)と互換性のある当機特有の事象です。
(前モデルのPC-98DOには外付けFDD I/Fはありません)

PC-8001はFDCの仕様上、#4のアクセスランプが制御できない為、点灯しっぱなしになるとのことです。 (こちらのツイートを確認)
なおかつ、PC-8801は内蔵と外付けのドライブ番号を入れ替えるSWもないため、PC-8032か、 PC-80S32を接続しないとこの現象が見られないことから、ほぼ見かけることがありません。

 


 

2 内蔵SASIに変換番長proを接続する手順

 

内蔵SASIに変換番長proを認識させるための手順を纏めました

ASAYANさん、ruri550さんの情報を元に作成してあります。 有難うございます。

 

変換基板を用意する

 変換番長proの50ピンを内蔵SASIの34ピンに変換する必要があります。
 現状手に入るのは、第三研究所さんの変換基板だけですので、これを入手しましょう。
 ただ、今後、Project M.P.Sさんからも変換基板が再リリースされそうです。

ディップスイッチを切り替える

 ディップスイッチ2-6が【OFF】(上側)であることを確認しましょう。
 これにより、内蔵SASIHDDが有効になります。

ジャンパを確認する

 内蔵メモリカードスロットの場所からフロント方向にあるジャンパ【JP2】が 2-3 でジャンパされていることを確認しましょう。
 ※ 過去にHDDを接続していた場合、1-2 に接続している場合があります。

CFカードをフォーマットする

 変換番長で使用するCFカードを、FAT32で通常フォーマットします。
 その際、アロケーションユニットサイズを出来るだけ多く指定してください。
 速度に関係があるとのことです。

 CFカードの代わりに、CF-SD変換を用いて、SDカードを使用することも出来ます。

 ※ この辺りは、付属のマニュアルを参照してください

HDDイメージを用意する

 変換番長proでSASIとして認識させるには、40MB以下、セクタ長256byteで作成しなければいけません。
 イメージを作る際は、公式が用意しているイメージ作成ツールを使用しましょう。
 40MBは小容量なので、イメージ切替で対処しましょう。

 また、ファイル名には、[sasi0][lun0][256]を忘れず追記してください。

ダミーファイルを用意する

 PC-98DO+の仕様で、SASI HDD 40MB一台分しか認識しません。
 ですが、変換番長の仕様で、二台分のHDDイメージを用意しないと本体に認識させることが出来ないとのことです。
 ですので、二台目のダミーイメージも一緒に用意する必要があります。

 例 HDD1[sasi0][lun0][256].HDI ← 使用するイメージ
    Dummy[sasi0][lun1][256].HDI ← 認識させる為のダミーイメージ アクセスは出来ません

HDDイメージの編集ツールがあれば便利

 DOSフォーマットのHDDイメージ内のファイル、フォルダと直接やりとりが可能な補助ツールを用意しましょう。
 DiskExplorer が便利です。

 



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