#12 ジョイパッドを繋いでみよう |
今回のブツ PCJOY2
ここまでの拡張の中で、唯一果たせなかったことがある。
それは、『ジョイパッド』を接続すること……
PC-9801-86音源のアタリ仕様ジョイパッドは繋がるが、これはWINDOWSでは使用できないため、どうしてもサウンドブラスター互換のパッドを繋ぎたかったのだ。
当初は、手持ちのPC-9801-118ボードの使用を考えた。これを86音源と入れ替え、内蔵PCMを切り…… と。
が、P88SRという88エミュレータを使う都合上、音源は86ボードであることが望ましく、少し躊躇していた。(アタリ仕様のパッドが使えるというのも魅力だし)
色々と考えた挙げ句、飾りと化しているPCカードスロットに、あのアイオー謹製のジョイスティックI/Fカードを挿すことを思いついた。
思いついたら即実行。いつもの電器屋に発注し、待つこと二日。(笑) すぐにブツが届いた。
まあ、PCカードの導入は過去にも何回もやったことがあるし、説明書通りに進めば間違いはない。
いつもの如く、付属FDを丸ごとPDにコピーし、そこからインストール。
順調にドライバは入り、要求通りリセットする。
再起動して、パッドは使えるようになったかな? と、プロパティで確認。……が
サイドワインダーを認識しない! 何故、どうして?
システムをよく見ると、何やらデバイスが競合を起こしているようだった。
元々IRQやI/Oアドレスに余裕のない構成だったから、まあ当然といえば当然だったが……
PCJOYのIRQを変更し、競合していたGV-MTV/98のI/Oアドレスを変更する。
作業は淡々と進み、再びドライバをインストールし直す。
するとこんどは、プロパティのテストでも正常動作が確認。
対応ソフトで最後のチェックをし(なぜかM88とイースエターナル)完全動作を確認……
こんどは、結構短い道のりだったなぁ……(汗)
もっとも、ジョイパッドを使うだけなら、USBのものや、IF-SEGA/98を使えば、IRQを使用しないで済むのだが……これはまたの機会に……