#18 遅めのK6-III換装

 


今回のブツ  K6-III/400MHz PL-K6-III/98


 これは、以前より導入したかったもののひとつ。

 でも、いずれはK6-III/450以上のものを積んだメーカー製アクセラレータが出るだろう、と思って買い控えていたのだが、いつまで経っても出る様子がないので、買ってしまった。

 本当は2.2Vのヤツが欲しかったけど、いつ来るか分からなかったので、妥協した。(汗)

 なにはともあれ、あらかじめ買っておいたPL-K6-III/98に、買ってきたばかりのK6-III/400MHzをセットする。
 英語のマニュアルを参考にしつつ、クーラーにCPUをネジ止めし、それを下駄に填め込み。
 隙間がほとんど無くなるくらいまで、力を入れてねじ込む。そうしないと、途中で、すっぽり抜けてしまうから。

 以前から使っていたMD300-N(メルコ製CPUアクセラレータ)を抜き、ソケット7へセット。

 まずは、セカンドキャッシュを載せたまま電源を入れてみる。
 セカンドキャッシュソケットには、アイオーデータ製512KBのブツがセットされている。

 結果は、予想通り玉砕。
 UIDEのBIOS認識画面に行かず、そこでフリーズ。
 やはり、ストレージデバイスで引っかかるようだ。

 次に、セカンドキャッシュを抜いて再電源投入。
 今度はキチンと起動した。
 不具合も特にないようで、快調にWINDOWSは起動する。

 早速ベンチマークを取ってみる。
 やはり、クロック周波数分の向上が見られた。
 もっとも、フルスピードセカンドキャッシュの威力は、数字では現れないので、ソフトDVDあたりを使って、その威力を確かめてみる。

 動きが激しく、負荷のかかりやすい、『エヴァ』でチェックしたのだが、……クオリティ中程度ならば、ほとんど音飛び無しで見れるようになった。

 また、西風も、動きがやや速くなったのが分かった。
 こちらは、それほどでもないようだが、レスポンスは明らかに向上していた。

 ここまで来て、ふと思い出したのは、WAMII等を使った、ライトアロケートなどの設定。

 K6-2の新コアから附加された機能で、このあたりをいじると、更にレスポンスがあがるらしい。
 そこで、早速ダウンロードし、Oh!PCのバックナンバーに載っていた設定方法を参考に、使用してみる。

 すると……
 グラフィック周りが、明らかに高速になった。
 『西風』も、より一層高速に動くようになり、ベンチ結果にも、ALL+5000という結果を弾きだした。
 これを設定するだけで、ここまで変わるものか……

 ただ、このあたりからか、WINDOWS上のアイコンが化けるようになる。
 本来と異なるアイコンが表示されるようになり、戸惑いを憶えた。

 とはいえ、不具合と言えば、この程度のもので、体感上のレスポンスの向上も顕著であり、導入の意義は十分すぎるほど合った。
 ここ最近の買い物の中では、一番のものだった。(笑)

 

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