中期計画 2003-2023  
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O u t l i n e

 これからの山口往還を運営する上で必要となる、各種施策を紹介しています。
 

 


i 特急および新急行構想

 数年内に廃車が進む旧型急行車輛の代替として、新たに導入する列車について検討する。
 また、急行いしん広島進延に伴い、JRとの協議の結果特急格上げが必要となる為、それに付随する問題について検討する。

 考慮すべき点は以下の通り。


1:コストの削減 (製造コスト、維持コスト、消費電力)

 列車については、極力配置済みの車輛を活用する。
 新たに導入する場合、その1編成あたりの車両数は1ないし2とする。
 特急列車の速度上昇によって生じる必要電力は、列車自体の消費電力低減努力、及び普通列車の速度減にて対応。


2:専用列車と、その確保

 特急は、現行の急行列車用310形を適宜整備して使用する。

 急行は、 300形および310形急行電車の代替としての性能、設備
 特急用として掲出される310と廃車予定の300の代替として、相応しい加減速性能と客室設備を持たせたい。

 特急列車の最高速度は130km/hを予定。
 急行列車は100〜120km/h程度。


3:列車種別  料金等

 新たに特急種別を新設し、観光快速を廃止、及び定期列車から快速列車を廃止する。
 基本的に、普通、急行、特急のみとする。
 また、急行料金は大幅に値下げし、特急料金は現行急行料金より若干高めとする。
 停車駅は特急が現在の急行をベースに、急行は現在の快速をベースに再検討する。

 


ii 山口市内の連続立体交差化事業

 朝夕の渋滞の原因ともなる鉄道線路を高架に移し、これを改善する。
 基本的に、山口市の都市整備計画に基づいて実行される。


 平成二十年度の着工を目指し、二十三年までに完成させる。
 桜畑から高架橋に入り、電鉄山口駅、白石駅を高架とし、湯田付近の高架に接続する。
 駅舎建て替えに伴い、車輛留置設備は山口大学前駅付近に移設する。

 

 


----- Yamaguchi-Okan Railways -----