プリウスの燃費 |
こいつ、燃費が良いと言われたり、思ったより悪いと言われたり色々あるけど、100%ガソリンエンジンに依存したシステムであることを思い出せば、どう運転したら燃費が良くなるかは自明の理。 これで高い燃費を出すためには、『いかにモーターで走るか』を考えるのではなく、『いかにガソリンエンジンを燃費のいい状態に保つか』に主眼をおく方がよい。 もちろんモーター駆動時の燃費は別格(とゆーかエンジン停止)だが、システム上それが活かされるシーンは限られてる。 これは、発進時のごくわずかな時間+エンジンブレーキ時+バック+低速の低負荷巡航(の一部)のみに制限され、あとはアシストに回っているためである。 ではどうするか、 これはもう、この一点……エンジンの回転数を一定に保つ、これだけ。 ただ、標準ではタコメーターが無いので、速度を一定に保つ工夫だけでも相当改善される。 わたしはこれで市街地燃費を1.5Km/l程改善した。 また、エアコン作動時の損失が大きいのも、改善の目標になる。 わたしの場合、これを作動させたら燃費が3Km/lくらい落ちた。 余りにも深刻だったので、設定温度を25度から29度へ上げてみた。 元々自衛隊時代に暑さに慣らされたおかげで、ぜんぜん大丈夫。 そうでなくとも、これくらいの方が健康にはいい。 これで燃費の落ちを1Km/lくらいに改善。 エアコンについて補足だが、プリウスは停車時にエンジン停止するなど、エンジンを切って燃費を稼ぐシーンも多い。 エアコンを動作させると、FULLモードでなくとも、室温と設定温度の差が激しい場合、エンジン停止時でもエアコン動作>エンジン始動してしまうのである。 ちなみに、上昇させてみるとエアコンのためのエンジン駆動が激減した。 現在、 市内16Km/l(20分程度+渋滞あり)、郊外20.5Km/l(信号ほとんど無し) 高速18Km/l(登坂多し、標準速度)程度を維持できている。(いずれも非冷房) フル装備の初代プリウスとしてはまぁまぁでは無いかと思う。 結局は、どんなに燃費のいい車でも、結局は使う人次第ってことですね。 事故とか不運が続いたけど、大事に乗ってやりたいと思います。 余談ですが、燃費以外でも優れたパッケージングとか、他にも見るべき点が多いので、普通のセダンとしても完成度は高いのですよ。 (カローラより短い全長でコロナ並みの居住性とか、最小回転半径が小さいとか、新型はトランクスルーだって付いてますからね) |