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 生まれつき、常人の域をはるかに越えた運動能力を有する少女、駒形 つばさ。
 両親を亡くした彼女は、浅草で今は珍しくなった見世物小屋を営む叔父夫婦に引き取られ、軽業師として舞台にあがっていた。
 ほかの中学生たちとは少しばかり異なる、けれども幸せで平穏な日々。その中でつばさは、自分の持つ『力』を固く秘して生きることを心に決める。

 だが、運命の歯車は彼女の知らぬ間に、軋みをあげながらゆっくりと廻り始めていた。
 黄昏の公園での、不可思議な少女との邂逅。同じ異能の『力』を有した少年少女たちとの出会い。そして、つばさを狙う謎の怪老人。 水面の薄氷のごとく、つばさの日常はゆっくりとひび割れ、崩れていく。

 街の平和を脅かす、怪人の目的は何なのか?
 そして、『力』をも有する少年少女たちの組織、『茜桟敷』とは――?

 失われた術を操り、夕闇に跋扈するあやかしの『奇術師』たち。
 少年少女たちの、秘められた闘いがいま始まる――


■本  編■

■第一話   『東京茜桟敷』 

〜前口上〜
〜序幕〜  黄昏に響く笛
〜第一幕〜  天幕小屋の少女
〜第二幕〜  不可思議な事件
〜第三幕〜  茜色の邂逅
〜第四幕〜  地下室の少年たち
〜第五幕〜  京一郎の推理
〜第六幕〜  廻り始める歯車
〜第七幕〜  闇に蠢くものたち
〜第八幕〜  千里眼
〜第九幕〜  黄昏の公園で
〜第十幕〜  悪夢のはじまり
〜第十一幕〜  怪老人
〜第十二幕〜  集結、茜桟敷
〜第十三幕〜  暗転
〜第十四幕〜  切り札
〜第十五幕〜  蛇使いの哄笑
〜第十六幕〜  催眠術
〜第十七幕〜  蒼い部屋
〜第十八幕〜  過去
〜第十九幕〜  決意
〜第二十幕〜  未知への扉
〜第二十一幕〜 《東京大魔術計画》
〜第二十二幕〜 作戦会議
〜第二十三幕〜 長い夜の幕開け



〜第二十四幕〜 眠る町の狭間に
〜第二十五幕〜 袋小路
〜第二十六幕〜 危機
〜第二十七幕〜 千里眼、ふたたび
〜第二十八幕〜 つばさの賭け
〜第二十九幕〜 奈落
〜第三十幕〜 地下通路
〜第三十一幕〜 そして、扉の開くとき
〜第三十二幕〜 三つの過ち
〜第三十三幕〜 幕間
〜第三十四幕〜 ちから
〜第三十五幕〜 《蛇使い》の正体
〜第三十六幕〜 戦闘開始
〜第三十七幕〜 絆
〜第三十八幕〜 凶刃
〜第三十九幕〜 つばさ
〜第四十幕〜 乱舞
〜第四十一幕〜 死闘の果て
〜第四十二幕〜 地上への脱出
〜第四十三幕〜 最後の対決
〜第四十四幕〜 決着、そして―― 
〜第四十五幕〜 終わりと、始まりと
〜 終  幕 〜
 ( 序幕 〜 終幕  一括ダウンロード )
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■第二話   『蒼き蜘蛛の呪い』 
 
序 幕
忍び寄る蜘蛛
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第一幕
黄昏の光と影と
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NEW!
第二幕
灯火の街にて
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  ( 序幕 〜 第二幕  一括 )
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■リンク■

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HONなび



■作者サイト■


本作品の作者であるつむぎゆうが運営するサイト、『LITTLE RIDDLE』。
(この『東京茜桟敷』は、このサイトの小説ページにおいて連載を行っております)
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