「ジャンル」について



にゃ。(文庫のマスコットキャラの)レオナだよん。この「ジャンル」って欄はね、ズバリその作品のジャンルを表してます。本屋さんなんかで、「ミステリ」とか「ノンフィクション」とかコーナーがあるにゃん? あれにゃん。ここの項目を見れば、いまから読もうとしている作品が学園ラブコメなのか、それとも伝奇アクションホラーなのか、なーんてすぐ分かっちゃう仕組みにゃ。

※例
【ジャンル】 学園 SF 近未来 恋愛 コメディ
↑この例の場合だと、近未来SF物で、しかも学園ラブコメだということが分かるにゃん。
最初は分かりくいことがあるかもしれないけど、文庫作品を色々と読んでいくうちにジャンルの欄の意味は分かってくるはず!

「ジャンル」を表現するための項目は、「基本区分」→「下位区分」の順に該当するものをピックアップしていくのが基本なのにゃ。詳しい応用例は、文庫の実作品を見て確かめて欲しいにゃ!



【基本区分】

基本的なジャンルの分類。
SF おもに宇宙、未来社会、未来技術、マッドサイエンティストなどをあつかったもの。
アクション 戦闘・格闘を描くことに主眼をおいた作品。ガンアクション物も含める。基本的には、アクションの主体は人間に限る。戦闘機や戦車など、乗り物を利用しての戦闘は対象外。ただし、ロボットによる戦闘はケースバイケースで判断。例「ダイハード」「キン肉マン」
コメディ 笑いの要素を重視した作品。
ショートショート ただひとつのアイデアを中心にして起承転結がコンパクトに展開される、短いストーリー。
スポーツ 格闘物の場合、柔剣道・ボクシングなどの伝統的な種目は「スポーツ」。K−1や総合格闘技など、スポーツとしての伝統があまりないものは「アクション」に分類。
ホラー 非日常の恐怖を描いた物語。
ミステリ 基本的には謎が提示されて、その謎が物語の主題として前面に出たものです。探偵物など。サスペンス物もここに分類。
現代 基本的に成人を主人公とし、現代社会を舞台としたドラマ。現行のテレビドラマを分類したとしたら時代劇以外は殆どここに入ります。
学園 中学校・高校をメインの舞台にしたものなら、なんでも。
青春 中学生から大学生くらいの若者を描きながらも、主な舞台が学園ではないもの。バンド物など。大学を舞台にしたキャンパス物も「青春」に含める。
恋愛 愛する気持ち、をテーマの中心に据えたもの。
ファンタジー 現実世界とは違った法則が支配する世界を描いた物語。例「オズの魔法使い」。
時代・歴史 歴史上の特定の時代(あるいはそれをモデルにしたもの)を物語の舞台に据えたもの。時代劇などのほか、「ベルサイユの薔薇」のように西洋物もあり。
伝奇 超常能力を持ったキャラクターが活躍。多くは、おどろおどろしい雰囲気を持つ。西洋的な「ファンタジー」や「SF」にあてはまらない場合は「伝奇」。例「魔界都市〈新宿〉」「ハイスクール・オーラバスター」
不思議 日常の中で、ちょっとした非日常(魔法やお化けなど)が登場するようなお話。「ファンタジー」「SF」等に分類するのに無理がある場合はここ。例えば、「オバケのQ太郎」など。「ドラえもん」などのように境界的な作品は、本項目と「SF」「ファンタジー」の項目が両方立つ場合もあり。
古典 実在の神話・民話・古典に取材した作品。例えば、ギリシア神話物や、中国古典に取材した芥川龍之介の「蜘蛛の糸」「杜子春」など。
不条理 現実の法則が歪み仮想との区別がつかなくなる、そんな話。
戦記 戦争を題材にとった作品。いわゆるミリタリー物もここに含める。「三国志演義」「銀河英雄伝説」など。
二次創作 既存の商業作品をもとにしたもの。キーワードの欄には、原典となった作品タイトルを記すこと。
メタ メタフィクション。「TSとはなにか?」など、文章や概念自体を問題にした作品。
その他 上記のいずれにも該当しない場合。



【下位区分】

「基本区分」を補足する意味合いのある、細かな分類。
宇宙 「SF」の下位区分。
近未来 主に「SF」の下位区分。
異世界 主に「ファンタジー」の下位区分。
ライトファンタジー 「ファンタジー」の下位区分。特異な世界観の創出よりも、キャラクター性を前面に押し出すことに比重をおいた作品。例「スレイヤーズ」
ヒーロー 「アクション」の下位区分。スーパーヒーローが登場。「バットマン」や「仮面ライダー」など。
幻想 主に「ホラー」の下位区分。異様で夢幻的な世界観を描き出した作品。観念的な色彩が強いのが特徴。例えば、カフカの「変身」など。
職業 「現代」の下位区分。芸能界、医学界、警察など、特殊な職業を扱ったもの。