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今回はデスビです。
| 1.は じ ま り |
前回のスタータ騒動で懲りた焼き鳥号。
夏には長距離走行(しかも僻地)を予定しているため、前々から不安だったデスビのリビルドを行うことにしました。
そう、この時はこの後に何が起こるのか。まだ知る由もありませんでした。
なお、今回もHモータース社長にお世話になりました。 ありがとうございました。
| 2.調 達 |
今回調達した物は以下の通り。
随分暖めていたので価格や送料は忘れてしまいました。すみません。
小さい製品なので、他のものを輸入するときのついでだったように思います。
| 名 | 数量 | US$ |
| ピッカップコイル | 1 | ? |
| モジュール | 1 | ? |
送料 |
? |
| 3.施 工 |
車を持ち上げる必要はありません。そのまま施工が可能です。
まずはプラグコードに印をつけ、あとで正しく元に戻せるようにします。
印は分かれば何でもいいのですが、強くお奨めしたいのがシリンダ番号を修正ペンやマーカなどで直接書くことです。
その方が後々まで役に立つ情報として書き込むことができます。
写真は時計回りに採番するという悪い例です。
この後、デスビキャップを外して各部位置のマーキングを行います。
具体的にはローター、デスビ本体、エンジンブロックと渡る一直線を引きます。
この印は抜いたデスビを元の角度で差し戻すための目印に使用するのです。
次にデスビにカプラーが2つ刺さってますので、それを抜きます。
デスビを外すにはデスビレンチが必要。
白く飛んで酷い写真ですが、このような形のツールです。 9/16インチでした。
(Hモータースより借用して撮影)
デスビを引っこ抜きました。
長年の高熱と埃や油にさらされてまっ黒です。
デスビの刺さっていた穴。 色々なサイトを見てもここの写真は見たことが無かったので撮ってみました。
面白くも何ともない写真ですねー。
外したデスビです。緑色の部分が今回交換するモジュール。ピッカップコイルは隠れていて写真では見えません。
下から。緑色の部分がモジュールです。
デスビって変な形の部品ですね。
でも手に持つと不思議としっくりきます。なにかをひっぱたくには丁度良い重量バランスでした。
さて、このあとデスビ内部を貫通するシャフトを抜いて、ピッカップコイルを交換します。
モジュールだけの交換ならシャフトを抜く必要はありませんが、コイルはシャフトに串刺しになってますので
シャフトを抜かないとお話にならないのです。
筆者の勝手な判断で社長には油絵風になっていただいております。
こんな感じで、先端のギアを外してからシャフトを抜きます。
が、このデスビは錆の影響か、シャフトが途中でつっかえて抜けません。
それどころかそのままスタックし、元に戻すことも出来なくなりました!!
圧を加えても衝撃を加えてもビクともしません。
それでもなんとかしようと試行錯誤するうち、シャフト突端の磁石(写真左の円盤)が砕けて散ってしまいました。
凍り付く両社長
これは・・・まさか・・・
そう。再び不動会入会を余儀なくされた瞬間でした。
いすずモータースの脳裏をよぎる会長のお姿。
渓流釣りを嗜む会長(イメージ)
いまだ退会届を受理いただけない理由はこれですか!
さすがは会長殿。先見の明ですね!
たしかにうっかり入会届を提出してこのかた、不動になってばかりのような気がします!
この後しばらく両社長の現実逃避が続くのですがそれは割愛。(笑)
| 4.調 達 |
さて、古いデスビはもう使い物になりませんので、何か用意せねばなりません。
ということで新しいデスビを国内調達しました。
調達したデスビアッシーはこちら。 送料込みで3万円です。
ありがたいことに翌朝には届いておりました。助かります。
外箱
中身
キャップを外した様子。
実はこの日、私が駆けつけた頃にはデスビは既に装着されておりましたが、Hモータース社長が写真を撮っておいてくれました。
写真で見る限り、ストック品よりもよほど上質に見えます。 社長も出来が良かったとコメントされておりました。
ピッカップコイル周辺。
写真中央の白い樹脂っぽいのがピッカップコイルです。
キャップ内部。
気筒分の端子が見えますが、ここの根本も補強されているようで、社長は誉めておりました。
こちらはインストールした様子ですね。
ピカピカで、それだけでも気持ちいい物です。
| 5.施 工 |
インストールが終わってますので、あとは配線を元に戻し、進角調整をすることになります。
必要な道具はデスビレンチにタイミングライト。そして熱に強い手袋です。

写真は流用ですが、まず調整するにあたって、ここのカプラを外します。
これがささったままですとコンピュータによって進角制御されてしまい、手動での調整ができません。
次にデスビを緩めておき、タイミングライトのクランプを1番シリンダへ伸びるコードに噛ませます。
この状態でエンジンをかけ、ハーモニックバランサをタイミングライトで照らせば
進角の度合いがバランサに刻まれたスリットによって読み取れるというわけです。
このような感じです。
あとはデスビをひねってやって、進角を読み取りながら調整していくという作業になります。
今回は規定通り6度進めた状態で設定しました。
が、なぜか焼き鳥号、アフターファイアの嵐で全然安定してくれません。 進角を進めても遅らせても
パンパンパンパンとタイコあたりで爆発があり、あたり一面はガソリン臭が蔓延するばかり。
困り果てていたところに某車屋さんからアドバイスをいただけました。
1つはハーモニックバランサがずれて表示があてに出来なくなっているのではないか。
もう1つは、うっかりプラグコードを間違えた順番でデスビにつないでいないか。
このアドバイスを踏まえて初心に戻り、探っていったところ、原因が判明しました。
なんと。 プラグコードのラベリングが間違っていたのでした!!
誰だこれラベリングしたヤツ出てこい! って俺じゃん!!
もう平謝りのYモータース社長。 穴があったら入りたい。 お店は営業中止。
このあとコードを接続し直し、(2本だけリャンコになっていた)エンジンを始動したところ、
何事もなくスムースにエンジンが回ったとさ。めでたしめでたし。おわり。