AirConditionerRepair |
梅雨です。エアコンを直しましょう。
| 1.診 断 |
コンプレッサは元気よく回ります。
しかしエアコンが効かないということはガスがないか詰まっている可能性が高いと思われます。
で、フードの中を覗くと、・・・あった。

高圧側のバルブから「シュー」と地味に漏れる音が聞こえました。
キャップを緩めないと聞こえないくらいですので、非常に静かに漏れているようです。
どうも、火の鳥さん情報ではほとんどの3rdFボディはここから漏れてエアコンが効かなくなるとのこと。
焼き鳥号もご多分に漏れずというわけだったようですね。
| 2.部 品 調 達 |
で、漏れ箇所は直さなければいかん。
しかし配管も古いしゴムももうダメであろう、ということであちこち交換することにしました。
とくにドライヤーはもうダメでしょ。
調達したエアコンの配管です。1が高圧側のライン。
2が低圧側のラインです。青いフタの箇所がコンプレッサにボルト留めされます。

調達したドライヤーです。部品あわせをしたところ、ちゃんとフィットしそうでした。
適当に注文したもんだからヒヤヒヤしておりました。
写真左奥がエバポレータにつながり、右側がコンプレッサへのラインに繋がります。
振ると中でなにかが動きます。これで正常なのだろうか・・・。
| 3.現 調 |
とにかく、車両に部品があうかどうかと、作業のイメージのため、現車確認をしました。

コンプレッサー裏側。2のラインのフタが付いていた箇所です。ボルト締めするようですね。締め付けトルクは34Nm。
コンプレッサー自体を外す場合は、コンプレッサーを固定するボルトナットの締め付けトルクは
V8エンジンの場合、30Nmになります。(V6だと50Nm)

左下がプレッシャーサイクリングスイッチ。締め付けトルクは5Nm。
ここはシュレイダーバルブに接続されているようで、スイッチを外しても冷媒が漏れないようになっているようです。
左上がエバポレータからのアウトレット。右下がコンプレッサーへのライン。2のラインですね。
この2点については締め付けトルクがサービスマニュアルに記載されておりませんでした。
下が1の、高圧側のライン。写真に載っているバルブからリークしております。
ここは23Nmで締め付けるよう明記してありました。
ライン反対のコンデンサー側は、またまた締め付けトルクが記載されておりません。

高圧側のラインのエバポレータ側です。
写真左方向が大地です。横にして撮りました。

その締め付けトルク記載のないコンデンサー側です。 左側のこれはサビでしょうか。
嫌な予感がします。
| 4.ドライヤーの取り外し、取り付け |
作業前の予習のために、サービスマニュアルから抜き出してみました。以下の手順で行いようです。
文字で書くと非常に簡単そうですね。
◆◆◆取り外し◆◆◆
ガスを抜く
プレッシャーサイクリングスイッチを取り外す。
マイナス端子を外す。
電線のコネクターを外す。
プレッシャーサイクリングスイッチとOリングを外す。
(プレッシャーサイクリングスイッチはシュレイダーバルブに接続されているので、冷媒を抜かずに交換できる。)
インレット、アウトレットパイプを外す。外したパイプの口をテープなどでふさぐ。
クランプを緩めてドライヤーを外す。
◆◆◆取り付け◆◆◆
ドライヤーの中に残っていたコンプレッサーオイルを計る。
同量を新しいドライヤーに入れ、60mlを更に加える。
付属の2つのOリングをコンプレッサーオイルでコートする。
ドライヤーをクランプで留める。
Oリングをオス側につけ、インレット、アウトレットパイプを接続する。締め付けトルクは23Nm。
プレッシャーサイクリングスイッチを接続する。
新しいOリングをプレッシャーサイクリングスイッチに付ける。(コンプレッサーオイルでコートしておくこと)
プレッシャーサイクリングスイッチを接続する。締め付けトルクは5Nm。
電線のコネクターを接続する。
マイナス端子を接続する。
真空引きをし、冷媒を充填する。
| 5.作 業 |