Break System Failure
05/08/07

フロントブレーキがかかりっぱなしになりました。

1.状 況

ある日、呑気に山梨を走っていると、ブレーキペダルが重いことに気づきました。
なんであろう?とアクセルを踏んでも車は全然加速せず、アクセルを戻すと急速に速度が落ちました。

フロントブレーキがかかりっぱなしになりました。

根性で自宅まで帰ってきましたが、道中は洒落にならないほど疲れ果てました。
症状としては下記の通りです。

@フロントブレーキ(主に左)かかりっぱなし
A加速しない。加速するとまもなくフェードし、今度は止まらなくなる
Bときたま、左方向へ勝手に舵が切れる

2.原 因 追 及


キャリパーを車体からはずして点検すると、どうもスリーブ[2]の動きが鈍い…というか全く動かない。
スリーブを抜いてみると、Oリング[3]が硬化して機能不全に陥ってました。


上の写真は車体後方からキャリパを見た様子です。
焼き鳥号のキャリパーLは、@のボルトによって支持され、
スリーブA上を滑ることで左右に動けるようになっております。

ブレーキを踏むと、写真右側よりインナーパッドが押され、ロータに当たります。
次にキャリパーはその力で写真右方向にスライドさせられます。
すると、ロータにアウターパッドがあたり、両パッドからロータが抑え付けられる格好になります。
これでブレーキがかかることになります。

ブレーキを踏むのをやめると、上記の逆の要領で動き、ロータがパッドから解放されます。

こうしてブレーキがかかったり解除されたりするのですが、今回はキャリパが動かなくなり、
ブレーキがリリースできなくなったというわけです。


写真は左前のキャリパです。左上の写真、銀色のパーツがスリーブです。
右写真はスリーブを抜いた後の様子ですが、内側にOリングがあるのが見えると思います。

今回は、こいつが固着し、キャリパーの動きを阻害していたのが原因でした。

3.交 換

今回はキャリパーをオーバーホールするため、主治医にお任せとなりました。
また、下の写真、わかるでしょうか。ブレーキラインなのですが、亀裂が走っております。

Earlsのステンスメッシュホースを持っているため、ついでにそれに交換してもらいます。

 

4.交 換 後

交換直後に乗った感じでは、ブレーキタッチにさほどの変化は感じられませんでした。
日本車のようにガチッと効くのを、心のどこかで期待していたためか、
「あんまし変化ないなあ」というのが正直な印象でした。

しかし、段々時間を重ねるにつれ、変化を実感することができるようになりました。
いつもの調子でブレーキをかけると、明らかに効き過ぎとなってしまうのです。
劇的な変化はないにせよ、しっかりと性能アップに貢献しているようです。

 

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