Break System Failure |
フロントブレーキがかかりっぱなしになりました。
| 1.状 況 |
ある日、呑気に山梨を走っていると、ブレーキペダルが重いことに気づきました。
なんであろう?とアクセルを踏んでも車は全然加速せず、アクセルを戻すと急速に速度が落ちました。
フロントブレーキがかかりっぱなしになりました。
根性で自宅まで帰ってきましたが、道中は洒落にならないほど疲れ果てました。
症状としては下記の通りです。
@フロントブレーキ(主に左)かかりっぱなし
A加速しない。加速するとまもなくフェードし、今度は止まらなくなる
Bときたま、左方向へ勝手に舵が切れる
| 2.原 因 追 及 |

キャリパーを車体からはずして点検すると、どうもスリーブ[2]の動きが鈍い…というか全く動かない。
スリーブを抜いてみると、Oリング[3]が硬化して機能不全に陥ってました。

上の写真は車体後方からキャリパを見た様子です。
焼き鳥号のキャリパーLは、@のボルトによって支持され、
スリーブA上を滑ることで左右に動けるようになっております。
ブレーキを踏むと、写真右側よりインナーパッドが押され、ロータに当たります。
次にキャリパーはその力で写真右方向にスライドさせられます。
すると、ロータにアウターパッドがあたり、両パッドからロータが抑え付けられる格好になります。
これでブレーキがかかることになります。
ブレーキを踏むのをやめると、上記の逆の要領で動き、ロータがパッドから解放されます。
こうしてブレーキがかかったり解除されたりするのですが、今回はキャリパが動かなくなり、
ブレーキがリリースできなくなったというわけです。

写真は左前のキャリパです。左上の写真、銀色のパーツがスリーブです。
右写真はスリーブを抜いた後の様子ですが、内側にOリングがあるのが見えると思います。
今回は、こいつが固着し、キャリパーの動きを阻害していたのが原因でした。
| 3.交 換 |
今回はキャリパーをオーバーホールするため、主治医にお任せとなりました。
また、下の写真、わかるでしょうか。ブレーキラインなのですが、亀裂が走っております。
Earlsのステンスメッシュホースを持っているため、ついでにそれに交換してもらいます。
| 4.交 換 後 |
交換直後に乗った感じでは、ブレーキタッチにさほどの変化は感じられませんでした。
日本車のようにガチッと効くのを、心のどこかで期待していたためか、
「あんまし変化ないなあ」というのが正直な印象でした。
しかし、段々時間を重ねるにつれ、変化を実感することができるようになりました。
いつもの調子でブレーキをかけると、明らかに効き過ぎとなってしまうのです。
劇的な変化はないにせよ、しっかりと性能アップに貢献しているようです。