Keyless entry |
ステアリングブレースは数千円で驚くほどの効果をもたらしました。
同じく廉価で何か快適になるようなものは無いかと探したところ、
ありました。 火の鳥さんのブログにネタが。
というわけで今回は快適装備、キーレスエントリーを付けてみます。 安価なタイプです。
| 1.動 作 の 仕 組 み |
機器の動作は単純なもので、
ロックボタン・アンロックボタンを押すとそれぞれ2本1組の線が導通する
という単純なものです。
この2本の線をドアのスイッチと並列につければ、キーレスを操作したときに
ドアのスイッチを押したのと同じ動作をすることができるというわけですね。
| 2.事 前 調 査 |
最初に車側と機器側、両方の配線を確認します。


(左)まずは車体側。
左上から常時12[V]が印可されており、上部のスイッチを操作することで
中央のリレーユニットが作動、それにより下部のモータが然るべき方向へ回って錠前が動作します。
ということは、上部のスイッチと並行に配線をしてやれば良いわけですね。
(右)次に機器側。
色や配置は物によって違うと思いますが、今回手に入れた機器はこのような構成でした。
最低限の動作でよければ6本接続すれば動作可能です。

とまあ。無理矢理ですが、こんな感じに接続します。
あとは電源を繋いだりウィンカランプへ配線したりですね。
| 3.施 工 |

サービスマニュアルでドアロックリレーアッシーを探し、その通りの場所にユニットを見つけました。
が、どうもおかしい。 配線本数が明らかに足りないし、色も違う。
なによりドアロックをすると、このユニットからではなく、別のところから音がする・・・。
サービスマニュアル、間違ってる?
音をたどって中を探り、そしてみつけましたよリレーアッシーを。
狭ッ!! そして作業性最悪。
狭くて手が入りません。 幹線が邪魔をしてユニットが見えません。
幹線が邪魔をして配線が抜けません。 (写真のように抜くまで苦労しました)
そして配線短すぎ・・・ (取り回せないしクランプ作業できんぞ!)
その上・・?

サービスマニュアルまた間違っとる!
まず、線の数が一致しません。 (マニュアルは10本、実際は8本)
次に、線の色も違ってました。 (実際は、タンの線などありませんでした)
さらに、コネクタの数も違います。 (マニュアルは2つ、実際は1つ)
仕方がないのでテスターを持ってきて一つ一つ確認しました。
結果、ライトブルーがロック線を繋ぐべき線、黒い細い線がアンロック線を繋ぐべき線でした。
タイラップで幹線にテンションをかけるなど、工夫をしてなんとか施工しました。
続いてはトランクリリース線です。
一番アクセスし易いリリーススイッチから分岐することにしました。
写真のようにパネルを外せばすぐに見つかります。 スイッチへは配線が4本。
マニュアルでは2本でした。 もう慣れっこです。 テスタで確認してから接続して終了。
| 4.動 作 試 験 |
さて、怪しい箇所が数々あった今回の施工ですが、特に問題はみられず動作。
些細な事なのですがトランクが「ガゴングー・・・ガチ」と動くさまは少し感動しました。
ただキーレス自身の問題ではないのですが、ロック機構の動きが渋くてロックボタンを押しても
一発では開閉できません。 このままでは動作に支障があるため、後日機構のメンテを行います。
また、焼き鳥号のウィンカ回路は前後左右独立の回路構成となっております。
しかしキーレスユニットの出力は2系統しかありません。このままではアンサーバックとして
2灯しか灯せないので、対策を行うことにします。
| 5.対 策 |
まずはアンサーバック対策です。
出力が2系統しかないのであれば、ウィンカ4回路を2回路にしてやれば良いのです。
しかし、回路同士を直結しただけでは、例えばウィンカを出してもハザードになってしまう等の不都合が起きます。
そこで、整流回路を介して回路を接続し、キーレス以外の電流は互いの回路に流れないようにします。
写真が今回作成した部材で、中身は右のような単純なものです。
キーレス本体からの電流(アンサーバック用の電流)は両方のウィンカへ流れ込みますが、
片方のウィンカの電流(ウィンカ点灯用の電流)が他方へ流れ込むことを阻止します。(ハザード化防止)