YouはShock! (歳がバレる)
サブフレームコネクタ、ロアコントロールアーム、パンハードバーを交換して強化された焼き鳥号。
乗り心地は格段によくなりましたが、高速道ではフワフワするし、まだまだ乗員は疲れやすい。
思えばショックを変えて約9年半。道理でフワフワするわけだ。てなわけで今回はショックを交換します。
なお、今回もまたHモータース社長にお世話になりました。 ありがとうございました。
さらに今回はHIDさんも社用車に作業着で参加してくださいました。
今回調達した物は以下の通り。
ショックはデカくて重いので送料が高いです。正直、ショックだけを買うならヤフオクの方がおすすめかも知れません。
思えば毎回毎回、送料が送料がぁ〜ッ!!!!と書いている気がします。苦労の割にはあまり得してないかも・・・。
| 名称 |
数量 |
US$ |
| フロントショック (モンローセンサトラック 71728ST) |
4 |
199.80
|
| リアショック (同製品 5867ST) |
4 |
103.80 |
| オイルフィルタ、テンショナ、サーペンタインベルト |
4, 1, 2 |
127.73 |
| 送料 |
|
278.49 |
ショックは足回りですからもちろん車両を持ち上げます。

簡単なリアから取り掛かりました。写真はフロントをランプに乗り上げ、
後方をジャッキで持ち上げるシーンです。 デフにジャッキをかませて持ち上げます。
車体をウマで固定したら、デフを車体が浮かない程度に持ち上げて保持しておきます。
さもないとショックを外した際に、ボディとの支持を失ってデフから何から一斉に落ちますので、注意が必要です。

リアシート直後のカーペットを捲り上げ、リアショックの頭を晒します。
ショックはロッドの上部が雄ネジになっており、ナットで固定されております。また、先端は六角になってます。
先端の六角をメガネレンチで押さえ、ナットを回して緩めて行きます。
先端を押さえないと、ロッドごとナットが回ってしまい、ナットを緩めることはできません。

ロワナットも同様に緩めます。赤丸で囲ったところがそれです。
アッパーナットを外してからロワナットを外した方が良いでしょう。ショックが落ちてきますので注意。

インストールした新ショックです。ピカピカなのは毎度見ていて気持ちが良いです。

真下から見上げた様子。ブッシュ類は付属してきます。

交換されたショック。10年弱活躍しました。
縮めたり伸ばしたりしてみましたが、流石に全然機能してませんでした・・・。
このあと、後輪を接地させて、車にキチンと荷重がかかった状態で本締めをします。
次は前輪です。
タイヤを外し、ブレーキキャリパを外しておき、ロワアームをジャッキで保持しておきます。
さもないと同様にショックを外した瞬間にスピンドルが落ちてしまい、各部を痛めることになります。

右下がショック先端の様子です。先端が六角で、首下から雄ネジになっているのがわかると思います。
写真のように先端を抑えながらナットを回して行きます。
だがしかし!
焼き鳥号のフロントは両サイドとも固着していてビクともしない!
この六角の細いこと細いこと! ナットの薄いこと薄いこと! とても力が入れにくいのです。
様々な方法、様々な道具を試しましたが、まったく歯がたたず、先端はツルツルナメナメになる一方。
立ちすくむ社長達。狭い場所にボウズのボルト。こうなると完全にお手上げです。
冬の日は陽も短い。陽が沈んでは作業は不可能、悩んでいても仕方がない。
万策尽くした我々は覚悟をきめて最後の手段に出ました。
最終手段の様子。(HIDさん)

なにをしているか分かりますか?
こうしているのですよ。

かくして強敵はパックリわれました。あとはナットを割ってしまえば良いわけです。
だがしかし!
打ってもコジっても更に削ってもビクともしません。
実は、下図の左にあるように、ナットはテーパーナットとか平面座ナットとか呼ばれるものらしく、
表面から見えない内部にも構造が残っているのです。
なので、いくらナット部分を切っても割ることはできないのです。なんてこった。

途方に暮れる社長たち。頭を破壊してしまったので強度は失われています。
つまり、もう後戻りはできず、何としても交換するしかないわけです。
太陽はずいぶん傾いてきました。現実逃避の時間はありません。
万策尽くした我々は覚悟をきめて最後の手段2に出ました。
先端が掴めないならロッド本体を掴んで固定してしまおうというもの。
上のイラストを御覧下さい。
赤い部分が六角で、本来はここを保持します。しかしここは潰れてしまった。
なので青い大括弧で括ったあたりを直接グワシと掴み、ナットを回そうという案です。
ロッドはダストブーツで囲われているのでこれを紫矢印あたりでカットした後、
パイプレンチを噛ませましたが、ロッドが滑らかすぎてレンチが噛み込めない!
なので、図中右下の写真のように、ロッドをグラインダでジャーッてやってからパイプレンチ。
これでようやくロッドをしっかり保持することができました。
あとは普通にナットを回してやるだけです。ここまで数時間かかりました。

ショックが抜けたあとです。社長達の気も抜けました。

アッパーマウントです。できればここも交換したかったのですが、今回は見送りました。
HIDさんが慎重に作業して下さったので、傷も僅かですみました。これは勲章ですね。思い出のキズです。

新ショックがインストールされました!
ごらんの通り、フラッシュが必要な時間になってしまいました。

見上げるとこんな感じ。 ピカピカは気持ちいいですね。

まだ片方しか終わってないのに、あたりはこんなに真っ暗になりました。
ショック交換を検討した際に、懸念としてあったのは乗り心地の変化でした。
色々な人の話を聞いたり助手席に乗ったりすると、ビルシュタインが優れているようだと分かるのですが、
あれはとても高価で、果たして自分にそこまで良いものが必要かと疑問を抱きました。
そこそこの値段でと考えると純正は消えるので、無難で現実的なのはカヤバかモンローあたり。
そこで皆さんの意見を更に伺うと、カヤバはどちらかと言うと固めで突き上げが目立つ様子、
モンローは純正に近い感じとの意見が多かったので、今回はモンローを選んだのでした。
今回交換をして走行してみたところ、果たして皆さんの仰る通りでした。
私の感覚としては自然過ぎて何も違和感を感じないというか、交換した実感が薄いというか。(笑
それだけ自分の期待にマッチしているという事かと思いますが、
おそらくこの変化は、いつも助手席で舟を漕いでる相方が敏感に察知することでしょう。
サブフレームコネクタなどを一気にやった時には、助手席で寝ることが減ったと申しておりました。
なんでも、焼き鳥号の振動や揺れが眠りにいざなうようで、骨格強化後は振動がなくなったそうな。
もうそろそろ車検ですが、それが済み次第、相方を乗せて感想を聞いてみようかと思います。
おまけ HIDさんの最後の手段1