ウィザードリィ I/II/III/V SAR TECH/ASCII

3Dロールプレイングゲーム  PC-8801 V1/V2モード用

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画面1
 ウルティマと並び、コンピュータRPGの草分け的存在。
 とってもシンプルな画面、システムも比較的単純。 でも、とってもハマるのだ。
 麻薬性があるといってもいい。
 黒地に白のワイヤーフレームという超シンプルな画面描写は、想像力を無限にかき立てられ、最終目的以外はストーリー性無しの展開もまた、プレイヤーそれぞれのプレイに物語を見出させることが出来る。

 今のお仕着せなストーリートレースゲームとは一線を画する、それがウィザードリィだ。

 

 画面2


 まず、キャラクターを作る。五つの種族から選び、ボーナスポイントを割り振る。 それぞれの種族には特徴があり、就きたい職業への可否にも大きく影響がある。
 また、善悪の属性もあり、こちらはさらに、パーティーを組む際、またシナリオをクリアする際にも影響を及ぼすので注意が必要だ。

 それが終わると種族、そして職業を選ぶ。
 標準的な組み合わせは、ファイター×2、プリースト×1、シーフ×1、メイジ×2といったところ。

 

画面3
 ボルタックの取引所で装備を整えいざ出陣。
 シンプルな3D迷路が展開する。

 

画面4
 扉を蹴破って部屋にはいると戦闘開始。
 基本的には正面3人が通常打撃、後方が魔法支援だ。 WIZ5だと、後方からも武器によっては攻撃可能だから、その辺はより戦略性が高まっていると言える。

 戦闘が終わっても気を抜けない。
 なぜなら、宝箱と戦わなくてはならないからだ
 普通ならば、中身をとってハイおしまい。となるだろうが、WIZのコレは罠がてんこ盛り。
 ここでシーフ(or忍者)の出番となる。しかし、レベルが低いと引っかかりやすく、もし変な罠に引っかかると目も当てられない。
 いつでもリセット出来るように身構えつつ、取り外しに望むのがよいかも知れない。

 

 戦闘が終われば再度探索再開、と行きたいのだが、ここでHPや魔法の残りを把握するのを忘れてはいけない。
 最初は慎重に、一戦闘ごとに帰った方がいい。 ウィザードリィの基本は、まだ大丈夫はもう危ない。転ばぬ先の杖。 余裕があるうちに帰らないと、帰らぬ人になる可能性大だ。

 

画面5
 戦闘、探索をくりかえすうち、経験値が溜まってレベルアップの時が来る。
 このときも、決して妥協してはいけない。
 レベルアップで能力値が必ず上がるとは限らないし、しかもかなりランダムだったりするからだ。
 特に、HPの上がり方に気を配った方がいい。一気に20近く上がることもあれば、たったの1だったりすることもある。 もちろん、能力値だってガンガン下がったりする。
 こちらでも、リセットをかけつつ何度もリトライするのが良いだろう。

 

 というわけで、戦闘を繰り返し、宝を集め、自身を鍛えていくのが、このゲームの本当の目的だ。
 最終目的でさえ、プレイヤーに於けるゲームの楽しみ方のひとつでしかない。

 ちなみに、1235は、キャラクターを行き来させることが出来る。
 個人的には、順番通りに行ってほしいところである。