謎の隊員

 


これは……書いて良いのかどうなのか……

今では考えられない人物が、中隊に配属になった。
いられたのは僅かの期間だったが、さまざまな伝説を提供してくれた。

ここでは、彼を含め、謎めいた人物を紹介したい。

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1:A君

 まず……駄々をこねる子供……かと思った。

 しゃべり方、動作、全部お子さま。
 夜になると、暴れて当直の手を煩わす。

 一体だれがこんなのを入れたのか……いくら人不足でも、限度というものがあるだろうに(汗 

 

2:B氏

 こちらも……失礼ながら、頭がやられている……としか言いようがない。

 元某化学会社の陸上部に所属していたという話だが、解雇され、自衛隊に来たという。
 というわけで、さすがに走るのは速いのだが、何を考えているのかさっぱりわからない。
 というより、何も考えていない……と言った方が正しいかも知れない。

 ある演習での話だ。
 某隊員が彼に、ジュースを買ってこい、と言ったそうな。
 演習中なので、とうぜん山の中であり、自動販売機などあるはずもないのだが……探していたらしい……

 うーむ

 


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