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縁結び屋、出雲大社のファイル#1


作:ゴールドアーム


 今日引っかかってきた依頼人は、どうやら女教師らしい。手にしていたファイルバインダーの端から、生徒のものと思われるテストの隅が覗いている。
 だが、彼女がここに来たと言うことは、生徒の誰かの素行調査とかそういうことではないはずだ。
 俺は調査依頼票と書かれた書類を、丁寧な字で丹念に埋めていく彼女を見ながら、そんなことを考えていた。
 俺は出雲大社。妙な名前だが、れっきとした本名だ。こんな妙ちきりんな名前になったのも、ガキの頃お袋が再婚したせいで、昔は木戸大社だった。出雲大社ではさすがにおかしいだろうが、木戸大社なら、せいぜいちょっと変わった名前レベルだ。俺は当時再婚した母親をこのことで恨んだものだが(といってもガキのレベルでだ。俺はむしろ両親は大切に思っている)、そもそも今の親父とお袋が結婚したのも、実は俺のせいだから文句は全然言えない。何故かって? それはまた後の話だ。依頼人が俺の方を見ている。
 「あの……この『依頼の内容』って所も書かなくてはいけないのでしょうか。ちょっと文章にするのは難しい話なのですが……」
 「ああ、それは結構です」
 俺は営業用のスマイルを顔に張り付けながら喋る。ここからが肝心なのだ。
 「それは定型の用紙なんでそういう欄がついたままになっているだけですから。住所と名前、連絡先さえ解っていれば問題はありませんよ」
 ここで俺は表情をとっておきのハードボイルドモードに切り替える。ちなみに美人かつ妙齢の女性専用だ。
 「そもそも、いわゆる超常現象的なことを文章にするのは、ちょっと無理でしょうし」
 「えつ!」
 予測通り、美女の顔に驚愕が浮かぶ。これで彼女には、俺が名探偵であるという思いこみが生じる。ただし俺はそれを利用したりはしない。あくまでも個人的な楽しみなのだ。
 「どうして、それが……」
 「なに、種を開かせば簡単なことなんですよ」
 俺はニヒルな笑みを浮かべながら、名刺を内懐からそっと取り出す。
 「そんな名前のせいか、私には変な力というかがありまして」
 「出雲、大社……どういうことですの?」
 「出雲大社といえば、まず何を思い出します? 何の神様ですか?」
 「ええと、縁結び、がありましたよね」
 「それなんですよ」
 俺はハードボイルドモードを解除しつつ言った。こっから先にはこのモードはいまいち似合わない。
 「縁を結ぶ……知り合いの某霊能力者によると、そういう力らしくてね。私の事務所のあの看板を見て相談しようと思いつく人は、ほぼ例外なく、普通の浮気調査などをしている探偵には手に負えない、霊的というか、超常的というか、とにかく普通じゃない事件に巻き込まれているんですよ」
 俺はこの廃ビル寸前の建物の入り口に、何気なくかけられた「万相談請負、悩み事解決します。出雲探偵社」と書かれた看板を思い出す。実際、あんな占い師と間違えそうな看板に引かれてくる客が、まともなわけがない。
 「そうなのですか……」
 納得したように、美女は頷いた。俺は依頼票を手に取り、ざっと一瞥しながら言った。
 「まずはじめに言っておきますが、俺自身には実はこういう事件を解決するなにがしかの力はありません」
 再び美女の顔に驚愕が宿る。いいねぇ。あ、ちなみに俺にはサドの気はない。女性の表情の変わる様がいいのだ。近頃はやりの、綾波系とか言うのはどうも苦手だ。
 「といいますと?」
 「先ほど言ったとおり、俺にあるのは『縁結び』の力なんです。あなたのような困っている人には、それを解決できる人との間に『縁を結ぶ』事が出来ます。ま、平たく言えばそういう人を紹介できるって事です。すぐに当たってみますから、5分ほど待ってて下さい。後料金の方ですけど、誰に当たるかで大幅に変わるんで、今ははっきりと申せません。けど、もし法外と思えるような金額を言われても、決して高くはないって事を覚えておいて下さい。少なくとも俺は過去、事件の難度に会わない馬鹿高い金を請求するような紛い物を紹介したことはありませんし、ケチって縁を切ったあげく、かえって高い金を払うハメになった馬鹿も何人も見ています。そもそもあなたに払えないような金を請求するヤツには、縁が繋がらないですから。その点だけは安心して下さい」
 俺はそんな営業用のセリフを並べながら、事務所の電話のボタンを連打しまくっていた。力と言っても別に何かするわけではない。この手の仕事屋のリスト……「縁」の繋がっている十人くらいの相手に片っ端から電話するだけだ。そして最初に繋がった相手こそが、依頼人の悩みを解決できる力の持ち主なのである。時には依頼人と会っているときに電話がかかってくることもある。たいていはリストの中の誰かがたまたま、もしくは仕事を求めてという時が多いが、もちろんそういうときはそいつが正解だ。一度など、見知らぬ仕事屋からの間違い電話だったこともある。もちろん、そいつと話を付けて事件はあっさり解決した。
 これが俺の、『縁結び』の力だった。
 だが俺は今、奇妙な焦りを感じていた。たいていすぐに繋がる電話が、どれも話し中、もしくは「この電話は現在、電波が……」というメッセージを流して来る。リストの一番最後にある、親父の電話が話し中だったとき、俺の焦りは頂点になっていた。
 「失礼しますが、現場、というか、あなたの悩みが発生したのはどこですか?」
 「はい、勤め先ですが」
 俺はちらりと依頼票を見た。三田村高等学院。確か今、世間を騒がしている連続暴行事件が起きてるトコじゃなかったか? 数名の学生が、学内で何者かに襲撃され、瀕死の重傷を負ったという事件だ。鋭い刃物で切り裂かれたような傷から、単なる喧嘩とは扱われず、一昨日六人目の被害者が出るに至って、遂に一時休校になったと、昨日のスポーツ紙に書いてあった様な気がする。
 そして俺は、普段そんなものはろくに読んでいないオレが、その事を覚えていたと言うことに思い至った。
 これも、「縁」だ。過去に一度、こう言うことがあった。
 「すいません、すぐにそこに向かいましょう。どうやら今回は、少し特殊なケースのようです。ここへはお車で?」
 「いえ、帰宅途中ですので……」
 「では私の車で。あ、料金のことは気になさらずに。今回は下手をするとこちらが謝礼を払うことになるかも知れませんので」
 「え、え、え?」
 困惑する美女。普段ならさり気なくやにさがる所だが、今の俺にはそんな余裕はなかった。
 殆ど引っさらうかの勢いで、俺は車を現場……三田村高等学院へ突っ走らせた。



 夜の学校というのは、怪談のネタによく使われるくらい静かだ。俺は車を、学校に隣接した駐車場に止めると、彼女に聞いた。
 「すいません、通用口はどちらで」
 「あそこですけど、この時間はしまっていますし、守衛さんもいますが」
 「まあ、賭けてもいいですけど、入れますよ」
 そしてオレ達がそこに着くと、扉は開いており、守衛もいなかった。律儀にも、「巡回中」の札が、受付の所においてある。
 「ね、言ったとおりでしょ」
 「ほんと……」
 「それより……」
 そう言いかけたときだった。オレ達二人の耳に、あまり聞きたくない男の悲鳴が耳に飛び込んできた。
 「あっちだ!」
 俺は依頼人すらほっぽりだして、悲鳴の方へ走る。ちらりと後ろを見ると、彼女も息を切らせながらこちらに走ってくる。
 俺は取りあえず現場に急行した。二つ校舎を回り込み、三つ目の校舎との間の通路……そこが今までの現場だ。
 そしてそこにたどり着いたとき、俺は倒れている守衛らしき男の他に、二つの意外な……いや、ある程度予測していたものを見た。
 渦巻く霊気。殆ど霊感のない俺にもかすかに感じられる、妖怪化している霊。
 そしてそれに対峙する、一人の少年。
 この学校のものと思われる制服に身を包み、片手に竹筒らしきもの、片手に札らしきものを持っている。闇に光る眼鏡が、頼りなげな少年を力強く見せていた。
 その彼が何か呪文のようなものを一心に唱えている。
 我流だが、理にかなっている。
 「……御栗崎君!」
 背後から、彼女の声がした。



 「下がって」
 俺は静かに彼女を制した。
 「あれは?」
 「彼は御栗崎玲音といって、あたしのクラスの子です。一応、オカルト研の部長とかもしてますけど、まさか、何でこんな事を……」
 教え子の意外な一面を見てか、半ばパニックになりかけている彼女に、俺はそっと語りかけた。
 「どうやら彼には、本物の力があったみたいですね。我流だが、理にかなった技を振るっています。けど、このままではちょっときつそうだ。手助けしましょう」
 「え、でもあなたにはそういう力はないと」
 頭のいい女性だ。俺の言ったことをきちんと覚えている。
 「ええ、力はありませんけど、門前の小僧、ってヤツでね、アドバイスくらいは出来ます」
 そういって俺は、少年の方へ駆け寄っていった。

 「縛!」
 少年……玲音が印を完成させ、力を放った。目の前の霊気が、ぐぐっと凝集し、巨大で、鋭い爪を持った猫の姿を形どる。そのタイミングを見計らって、俺は声をかけた。
 「大丈夫か!」
 「邪魔しないで下さい!」
 ま、そういうと思った。ここで気を抜くのは馬鹿だ。
 「安心しろ。俺はあんたの先生に頼まれた探偵だ。こう言うことにも、かなり理解がある。お前、飯綱使いか?」
 「死んだ母が。僕も、一応、まねごとくらいは」
 やっぱりか。だが、少し変だ。飯綱なら、本人の使う使役霊がいる筈なんだが。
 「飯綱はどうした。やられたのか?」
 「違います。こいつ、凶暴になってますけど、本来はいいこなんです」
 俺は首を捻った。こいつの力量じゃ、目の前のこういうものが、いいか悪いかは解らんはずだ。
 「まさかこれ、おめえの飯綱じゃねえだろな」
 「違います! これはここで殺された、加藤さんの飼い猫なんです!」
 「飼い猫ぉ?」
 「はい、彼女、オカルト研の後輩で、先祖は鍋島家に伝わるって言ってました」
 俺は納得した。ホントかどうかはともかく、ある種の血筋は、猫に異様な力を与えると聞いたことがある。
 「彼女、事故で死んだことになってるけど、ホントは不良にここで犯されて、その時にやりすぎで殺されたんです。表向きは連続暴行の最初の被害者って事になってますけど、校内の人間ならみんな知ってます!」
 「ホントか!」
 「ええ」
 猫霊を抑えながら、彼は語る。無駄話ではない。こういう話は、自分の意志を強めるのに役立つのだ。特に他人に聞かせるのは効果が高い。
 「だから僕も、四人目……犯人だと噂されていた不良がやられていくうちは、見て見ぬ振りをしていました。けど、どうやら、彼……」
 目の前の猫霊をじっと見つめる。
 「怒りに我を忘れて、暴走しちゃったみたいです。誰かが止めないと、このまま無意味な、殺戮のための殺戮を繰り返す、悪霊になってしまう」
 「それでお前さんが、『飯綱』にしちまおうと思ったってわけか」
 「はい。けど、予想以上に彼の力が膨れ上がっていて……このままでは、封じきれるかどうか……せめて自分を取り戻してくれれば、何とかなるんですが……」
 それを聞いて、俺は何故ここに来なければならないかを悟った。
 「一つだけ聞く。お前、その猫と生前知り合いか?」
 「ええ、たまにこっそり彼女が学校に連れてきてましたから。使い魔よとか言って。僕にも懐いてましたから……」
 「なら十分だ。俺がきっかけは作ってやる、後は何とかしろ!」
 俺には縁結びの力がある。基本的には受動的だが、ある程度能動的に使うこともできる力が一つだけある。
 今の親父とお袋を結婚させちまった力だ。元々縁のあるものに、俺がそれぞれ手を繋ぐと、その繋がりが強くなるのだ。ガキの頃、転んだ拍子に、それぞれ俺の手を取って起こしてくれた人……それが今の両親だ。
 俺は玲音の手首を右手で掴み、猫霊に向き直った。
 「いいか、俺がアレに触ると、お前とアレの間に、繋がりが出来る。後は知らん! だが男なら何とかしろ!」
 「はい!」
 元気のいい返事が返ってくる。だが、いきなり見知らぬ男にこんな事言われて、こういう迷いのない返事が返って来るって言うことは、どうやらかなり深い縁が、こいつとの間にはあるらしい。俺は成功を確信して、左手を猫霊に突っ込んだ。
 (まじいっ!)
 その瞬間、俺は悟った。この猫、とんでもない化け猫だ。こんなばかでかい霊気、こいつに封じきれるわけがねぇ!
 だが賽は投げられてしまった。後は……玲音の才能次第だ。もはや俺には何もできない。
 「離れて下さい! 近くにいると、危険です!」
 膨大な霊気にあたりが発光している。マジでやばい、そう思った俺は、展開についていけなくなって呆然としている先生と、軽い怪我をして気絶している守衛を連れて、そそくさとその場を退散した。



 そして一月。
 三田村学園に、以後通り魔は出なくなった。
 俺は新しい「縁」を一つ手に入れた。
 同時に、深刻な頭痛の種が一つ増えた。
 相変わらずぼろい事務所では、今俺の目の前で、ハゲかけた中年のおっさんが依頼票と書かれた書類に筆を走らせている。勤務先の欄に「愛禅学舎」と書かれていることに気がついた俺は、また頭痛がぶり返すのを感じた。愛禅学舎といえば、学業レベルはそう高くないが、しっかりとした躾と行儀作法を学ばせることで有名な、全寮制の女学校だ。
 「まずはじめに言っておきますが、俺自身には実はこういう事件を解決するなにがしかの力はありません」
 俺がいつものセリフを依頼人に話しているとき、突然事務所のドアが、蹴破ると言った感じに開いた。
 「やっほー、あそびにきたにゃ。アレ、誰この人。依頼人?」
 「わわっ!」
 俺は頭を抱えた。こいつが来るんじゃないかとは思っていたが、こんな登場の仕方はないだろう。セーラー服に鞄を提げた、猫耳猫しっぽの眼鏡美少女が、軽々と依頼人を飛び越えて俺に抱きついてきたのだ。案の定依頼人のアゴが落ちている。
 「玲音、いい加減にしてくれ」
 「もう、玲音じゃなくて、レ、オ、ナ。何度言ったらわかるニャ」
 「大体お前おと」
 「それは言わない約束にゃ」
 頬に爪があてられる。長さ三センチはありそうな、鋭い爪が。
 「御栗崎玲音は死んだにゃ。ここにいるのは、猫耳美少女、御栗崎レオナにゃ。分かった?」
 「……分かった。分かったからそれ引っ込めろ」
 俺は渋々頷いた。
 察しのいいヤツならもうおわかりであろう。これはあの真面目風飯綱使い、御栗崎玲音のなれの果てであった。
 彼の才能は、俺の予想以上に確かだった。猫霊が強大すぎて、竹筒にも札にも封じきれないと悟った彼は、とっさに最強の封印具を使用した。つまり、飯綱使いの肉体そのものである。これにはどんな強大なものでも封印が可能だが、二つの致命的な副作用が出るため、プロを自認するヤツなら決して使わない手である。一つはいわゆる「憑かれた」状態になるため、肉体に明らかな変化が現れること。もう一つは精神的にも憑いたものの影響が出ることである。下手な邪霊を封じれば、そのまま自我を乗っ取られるハメにもなりかねない。幸い精神的には玲音はかなり丈夫だったらしく、あれだけ強力な霊を受け入れながら、ちょっといたずらっぽくなった程度の変化で、記憶も思考力も何の変化もない。しかし肉体的には……見ての通りである。玲音は彼と言っていたが、実際にはあの猫、雌だったらしい。事件の後すぐ俺は玲音と先生に相談され、仕方ないので親父を紹介した。親父は表向きは小さな新興宗教家だが、裏では結構名の通った術者だ。いわゆる黒幕とか大政治家なんかにも、結構コネがあるらしい。親父の見立てでは、玲音はこの合体現象によってとんでもない霊力を身につけてしまい、また元に戻すのは難しい上にかなり危険らしかった。
 「息子のせいで大変なことになりましたな。取りあえず、書類上は不便の無いようにいたします。玲音君はご両親がいないんでしたね」
 「はい、父も母も他界しており、今までは叔父の援助を受けて一人で暮らしていました」
 「ならば君の身柄は、異存がなければ私が預かろう。その姿では伯父さんとかには会いにくいだろうし、霊力もきちんと修行して制御しなければ、だんだん君の人格が消えてしまう恐れもある。逆にさらなる修行すれば、君は稀代の術者となることも可能だ。そこまでするかは任せるが、どうするかね?」
 「よろしく、お願いします」
 こうして玲音は、親父の門下生になり、学校も親父の経営する八雲学院に変わった。
 名前も御栗崎レオナと改めて。

 「で、依頼の方ですが、こちらの御栗崎レオナ君を派遣します。見た目はこれですが、この手の事件に関して、彼女はエキスパートです。決してあなたの期待を裏切らないことは保証いたします」
 「は、はあ」
 「また彼女は同時に修行中でもあり、料金も格安。紹介料込みで相場の半値以下です。ご了承いただけるなら、彼女の転入手続きをお願いいたします」
 「……分かりました」
 そういって事務所を去っていくおっさんを見送ると、玲音……もとい、レオナが話しかけてきた。
 「仕事にゃ?」
 「わかってんだろうに。こうなってあのおっさんが断ってくると思うか?」
 「思わないにゃ」
 「てことだ。しばらく会えんな」
 「じゃ今日は遊ぼ」
 「何でそうなる!」
 「あーっ、こら、こんな可愛い女の子に誘われて断るとは、ホントに男?」
 「元男だろうが!」
 「今は女の子にゃ。それにこうなったのは君の責任にゃ」
 「……ぐぐ、それを言われると弱い」
 「よーし、けってい!」
 俺の頭痛は、更に激しさを増していた。
 特に女になってしまったレオナの、くるくる変わる表情が激俺の好みだということが、それにいっそうの拍車をかけていた。
 そしてこれは内緒だが、俺の『縁』には、こういうのがやたらに多いのだ。
 どうやら頭痛は、当分収まりそうにない。


                                終わり

おまけ


 「はい、もしもし、出雲ですが……アルベルト! その声、って事は、一仕事した後か。で、何のようだ? は? 買い物につきあえ、って俺はそういうのは……電気街でポケモングッズ! まあ、そういうのなら分かるが……お礼に一晩デートするって、おめそりゃ男に戻りかかってるからだろうが。なに、後三日は女のままでいないと予定が狂う? はいはい。俺をなんだと思ってんだ、ぶつぶつ……」




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