2002年10月2-21日

１０月２日（水）

これから上野の山は、紅葉の季節をむかえます。色づく前の、まだ夏色の残る景色を見ておこうと、上野の山へ。写真は上野精養軒前。見上げる銀杏の大きな木は、まだ青々と、雄雄しく立っていました。

実りの秋。

そんな言葉が、ピッタリ。
お化け燈籠（とうろう）のまわりは、名もしらぬ木が、かわいい赤い実をたらふく蓄えていました。

そのすぐ隣の銀杏の木は、ぎんなんを、たらふく蓄えていました。

鳥達がたくさん食べに来ていました。・・・なんかすっかり、秋だなぁ・・。

１０月３日（木）

秋の上野の山フェスティバルとやらで、蓮池のまわりでは、骨董市がひらかれています。私、骨董品ってよくわからないのですが、けっこうな賑わいなのですよ。これが。
出店は、ＡＢＡＢ側入口から、水上音楽堂あたりまでです。

蓮池は、だいぶ“勢い”が無くなりました。
花の後は茶色い種。葉も黄色く変わったものが多く、スキマも目立ち、 夏が終わった寂しさを思わせます。

１０月１０日（木）

東照宮横の石段から上ってきたところに、大きな大きな銀杏の木があります。大きな木なので、石段の下からも見えて、眺めながら上るわけです。私、この木が好きなんです。でも写真撮っても、なかなか絵にならなくって・・・。
でも、この雄姿をここに、載せておきたくて、一枚・・・。

上野のお山の桜は、だいぶ葉を落としました。
そのむこうに、 青い秋の空がくっきり・・。

そういえば、先日たわわだった精養軒前のイチョウの木の銀なんは、ほとんど落ちてしまったようです。 今日はおばさんが一人、せっせとギンナン拾いを楽しんでしました。

紅葉はまだなのですが・・・一本だけ！紅葉が始まった木をみつけました！
それがよくよく見ると、色が変わりはじめ〜変わってる途中〜変わったの・・って感じで、色とりどりで、なんともカワイイ葉っぱ達なのでした。 色の変わり具合がかわいいので、壁紙サイズにしました。大きな写真でお楽しみください。

もみじ壁紙upしました。

１０月１８日（金）

数日前、蓮池の蓮が一部刈り取られました。そして弁天堂のとなりの、背の高い草が生えている場所が露（あらわ）になりました。これって、島？ちゃんとした陸だったのね。・・・今年の春、蓮がまだ芽吹く前には、ちゃんと島として見えていたっけか？？？・・・・うーん、記憶にない。

１０月２１日（月）

最近、暗くなるのが早くなりました。１７時過ぎだともう暗いので、帰り道の撮影はできません。(--)
雨の暗い夕刻の上野公園を歩きながら、何か最近、面白みに欠ける事に気がつきました。蓮の花は終わっちゃったし、寒くなったのでカメさんも見えなくなったし、渡り鳥さん達はまだだし、上野のお山に登ってみても紅葉もまだだし・・・。アヒルさんに会うのだけが楽しみ。イマイチつまらないのだな。今って。

そんな事を考えながら、ボート池の夜景を見る。・・・ん？

町の灯りが映し出す湖面にたくさん居る、水鳥。たくさん居る・・・気がする。多分気のせいじゃない。水鳥の飛来は始まっているんだっ♪一気に明日明るい時間にここを通るのが楽しみになった♪♪