自己紹介
同人書籍
小説作品
即売会参加
日 記
徒然呟き
更新記録
日   記
日   記
日   記
 不定期に更新する日記のコーナーです。
 創作のこととか即売会のこととか、あとは街歩きとか珈琲とか読書とか。
 
 
2024年04月26日 第8回 TAMAコミ サークル参加レポート
 さる4月7日、八王子の東京たま未来メッセにて開催された創作オンリー即売会・第8回TAMAコミにサークル参加してまいりました。  当日お会いしたかた、会場でお世話になったかた、WEBで宣伝拡散等の応援をしてくださったかた、ありがとうございました。本日は、ちょこっとだけレポートを書かせていただきます!  サークル懐中天幕としては実に久しぶりになる、「これまで参加したことのなかった即売会」への参加。  コロナによる即売会中断期後はもちろん初めてですし、その前を含めても実に6年ぶりくらいになります。  不安や緊張というのは特にありませんが、こう――どの本をどのくらい持っていこうとか、ディスプレイはどんなふうにしようとか、事前の試行錯誤はいろいろありました。(結果どうしたのかは後述します)  さて当日朝。  自分の住んでいるのは神奈川県川崎市、溝の口近辺。  東京近郊の即売会はやはり都内で行われることが多いので、上り列車に乗ることがほとんどなのですが――今回は、田園都市線の下り列車で長津田まで行ってからJR横浜線で八王子へ。下りというか、自分の住んでいる場所から即売会会場に行くときって「北か東」が進路の大半なので、西や南に移動するのは珍しいですね。      八王子という街に行くのも、実に久しぶりです。前に行ったのは確か、買いたい漫画本がどうしても見つからなくてとらのあな八王子店を訪ねた10年以上前のこと。  余裕をもって出たのでちょっと早めに着いて、駅前のドトールでちょっと書きものをしてから会場の東京たま未来メッセに向かいました。  駅からほんの4分くらい歩くと、広場と未来メッセの建物は見えてきました。      うわー、大きい! きれい! そして会場前の広場も広い!  自分が着いたのはサークル入場15分前くらいでしたので、その広場にはもうサークルの列が(そして、まだ短かったですが一般入場列も)形成されていました。    中に入って、スペースへ。  うわ、壁配置だ! と先日配置図を目にしたときに思ったのですが――      外周の前にある通路も内側の通路と幅が変わらないので、TAMAコミさんにおける外周と壁は特に「混雑の予想されるサークル」の配置というわけではなくて、その回ごとにジャンルによって(今回は、自分の配置された外周はおそらく百合ジャンル)配置されることのある場所なのだと思います。  とはいえ、荷物が置きやすくてゆったり設営できるので心地よさはあります。       自分のところのスペースは、今回はこんな感じ。  初参加のイベントなので、頒布中の本の中からどれを選んでどれくらいの冊数持っていこうか、というのはあれこれ悩んだのですが……最大限の本をスペースに並べても、初めていらしていただくかたから見るとどれを手に取っていいかわからなくなっちゃうだろうな、というのもあって。  「机に横一列に並べられる5冊」「はじめてお手にとっていただいてもその本単独でご覧いただける本で」というセレクションでいきました。 『春日横丁ラプソディ』だけはシリーズものの第1巻なので、以前作った「春日横丁シリーズがはじめてのかた向けパンフレット」をいっしょにおつけするかたちで。  12時になって、第8回TAMAコミは開場。  ものすごい勢いの(コミケやコミティアのような)開場のラッシュがあるというのではないですが、最初の数分のうちに通路に参加者のかたがゆき交いはじめる、穏やかだけど活気のある空気。  これはくれぐれも決して『旧い』という意味のネガな言葉ではないのですが――自分にとって、すこし前の(創作系に限らずオールジャンルも含めた)中規模即売会を思い出す、わくわくする会場の雰囲気でした。  自分の即売会の参加歴のスタートは20年とすこし前。ビックサイトが会場の大規模な即売会ではなく、数十〜百数十スペースの創作系や文章系の即売会だったのです。  そのころ参加していた即売会の、通路の人口密度はコミケ等に比べれば低いけれど穏やかな活気と、「好きでみんなが集ってる趣味空間」という色合いというのはいまでも好きで(あ、大規模な混雑する即売会が苦手という意味ではないです。コミケ等の祝祭的な活気も、どっちも好き)。中規模の即売会やオンリー即売会に自分が頻繁に参加するのも、それを求めてのところもあるのかもしれません。  ただ、そういう中小規模の即売会のよいところを保ちながらTAMAコミ、第8回という今回で、300スペース募集のところ296スペース(262サークル)という……急成長、という言葉を使ってもいい規模のふくらみかたという気がします。  実際、過去2〜3回、自分は申し込もうと思っているうちに〆切前にサークルスペース満了してしまって諦めて(自分の日程と合わなかった回もありましたが)きて。今回、募集スペース数が増えてようやく申し込めたくらいなのです。  創作ジャンルのサークルさんたち、コミティアには参加しつつもそれとは別に、以前のそうさく畑さんのような中規模で活気のある創作オンリーを心の中で希求しているところがあって――その求めにすごくフィットしたのではないかしら、と思います。    さて、そんな自分主観的な考察は置いておいて、当日わがサークルはどうであったかと申しますと。  机上の作品あらすじの値札をひとつひとつ読んでくださって、本の中身も複数お手にとって立ち読みしてくださるかたがとても多かった――というのが、なにより印象に残りました。  これは文章系のサークルである自分にとって、ほんとうに嬉しいことなのです。  もちろん立ち読みしていただいたかたすべてが本を買ってくださるというわけではないのですが……自分のような文章サークルの場合、中身の文章をすこしでも読んでいただけると、とにかく「見て判断してもらう」という土俵に立てた……! という充足感があるもので。立ち読みをしたうえで買われなかったかたがいらしゃったとしても、そのかたに向けるのは感謝の念なのです。  ですので。  会場の動きの穏やかさのためもあってか、ゆっくり机上のディスプレイのあらすじや本の中身を見てくださるかたが頻繁にいらっしゃったTAMAコミは、自分にとってものすごくわくわくする時間でした。  もちろん、見ていただく機会が多いというのは、買っていただけることにもつながるわけで。  初参加ということもあり、この日、これまで自分の本を目にしたことのないかたにお手にとっていただいた冊数が多かったように思えます。発行からすこし時間が経っていて、ほかの即売会ではどうしてもなかなか動かない既刊を買っていただけて、いやっほう! な感じでありました。  残念だったことがひとつあるとしたら、いろいろ館内企画が行われていたのに、初参加でほとんどの時間自スペースに貼りついていてしまったため、回る機会がないままだったということでしたね。  唐揚げが名物というのをあとで聞いたので、次に参加するときにはそれも食べてみたい。  そんなこんなで、充実度のほんとうに高い一日だったのです。TAMAコミという即売会も、ひさびさに歩いた八王子の街も大好きになりました!  会場の東京たま未来メッセも、快適でありました。  長机はビックサイトなどのほかの会場と同様な、長さ180×幅45(1スペースは、90×45)。まだどれもピカピカの新しさです。  大ホールの広さは大田区産業プラザpioの大ホールよりひとまわり大きく、ビックサイトの東の1ホールよりはやや小さいくらい。今回はほかの即売会と共催でもあったので、おそらく400スペースくらいは入りそうな容量。  施設の前の屋外は、屋根がついて雨が避けられる広いスペースがあり、開場前の列をそこに並べても規約的に大丈夫な模様。  ホールの側面まで、車も入れられるスペースも完備。  これはほんと、同人誌即売会にもってこいすぎる……!  もしかしたら今後、ほかの即売会も開催されていく会場になるのではないかなあ……と思ったものでした。  帰りは、長津田に寄って焼き鳥屋さんでひとり打ち上げで一杯。      なんかここのところ、コミティア・GLFes・今回のTAMAコミと3回連続で終わったあとに焼き鳥屋さんで飲んでいる気がします。  次回のTAMAコミは、9月29日とのこと。  上半期終了間際なので仕事がどうかだけが心配なのですが、暦通りの休みがとれればぜひとも参加したいと思います!  
 カテゴリ:即売会レポート