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2024年10月20日 GirlsLoveFestival42 レポート
 さる10月6日、都産貿台東館にて開催されました百合・少女恋愛オンリー『GirlsLoveFestival42』にてお会いしたかたお世話になったかた、ありがとうございました!  本日は、そのレポートをお送りいたします。  GirlsLoveFestival、今年の3月の回に1年ぶりに参加したのですが、気づけば今年3回目の参加。眼鏡なんでも即売会の眼鏡時空と並んで、定時参加の即売会となっております。  今年のGLFesは、3月は都産貿浜松町館・6月は大田区産業プラザPio、そして今回は都産貿台東館と、都内の中規模同人誌即売会の定番会場をすべて巡るかたち。都産貿台東館は自分にとっても過去幾度もさまざまな即売会でサークル参加してきたのですが、やはり昨年はサークル参加では訪れたことがなく、久しぶりの荷物を持っての浅草。  都産貿台東館は浅草寺&浅草神社の横の仁天門を出てすぐのところ。なのでいつも、サークル向け開場時間に余裕をもって着いたときは、浅草寺の仲見世を抜けてお寺と神社にお参りしてから行くことにしています。  なのですが――国外からの観光ブームもあってか、この日朝10時過ぎに着いたときには仲見世は初詣か何かかという混雑具合。なので、仲見世の脇にある細道を遠って、浅草寺&浅草神社もお参りはちょいと無理だったので遠くから頭をさげて通って、仁天門を出ました。  さて、都産貿と言えば幅広の机。机というか、都産貿のこれは基本的に『展示台』という扱いなのですね。  通常の即売会でサークル1スペースに与えられる卓上サイズは幅90×奥行き45センチ(ときどき、異なる設備もあります)。それに対して都産貿の浜松町館&台頭館の大スペースの即売会のときの卓上サイズは幅90×奥行き90センチ。  会場に着いてから「あ……そうでした」ってなることもあるのですが、今回は事前に準備を整えて、都産貿シフトのディスプレイの準備をしてきました。      これが、そう。  以前の即売会レポートにも書いたのですが、今年は「できるだけ色々な新しい試みをやってみよう」がサークルの指針になっていまして。  これまでずっと使ってきた値札は、     (↑写真は以前の即売会のとき)  こんな感じにA5縦で、それぞれの本の値段だけではなくて属性やあらすじ等がすべて書かれていて。そのかわり、大判のディスプレイは作品の表紙の拡大などのビジュアルイメージのみが印刷されている形だったのですが――         今回は値札には「値段と、新刊であるかどうか」だけを記載して、作品の説明はボードでシリーズごとにまとめて表示するかたちにしてみました。  いままでのがダメだから変えよう、というわけではなく。どちらが、はじめてスペース前に立ち寄られたかたに「ちょっと手に取ってみよう」と思っていただけるかなあというのを、いろいろ試してみようと思った次第なのです。  まあ、今回のこの平置きは都産貿の奥行きのあるスペースだからできることで、通常の即売会では以前のものを引き続き使いつつ、また別のやりかたを模索していく形になるとは思うのですが。  さて、12時がきて、秋のガルフェスは開場。  自分のいる島はオリジナル百合作品のジャンル。  前回・前々回はどちらかというと最初はいま放送中や放送終了すぐの作品の二次創作のほうに混雑の比重があって、最初の30分が過ぎたころにオリジナルの島にもだんだん人がいらしていただける――的な印象があったのですが。今回は、開場してすぐに自分の目の前の通路にも人通りが。列ができているサークルさんもあちこちに。  といっても自分のところはちんまり運営サークルなので、うわー列のできてるサークルさんすごいなあ、と思いながらぼんやりしている時間。  ただ、この最初のほうの時間のうちに、自分のところのサークルの本も少しずつお手にとってくださるかたがいらっしゃり――最初の1時間で、増刷していったコミティア新刊『春日横丁ラプソディ11後編』は半分くらいの数になりました。  実のところコミティア新刊は前後編の後編ということもあり、今回の即売会ではお手にとっていただけると全く思っていなかったのです。でも一応、くらいな感じで前日にほんとに少部数刷っていっていて、頒布ゼロも覚悟していたくらい。  なので、最初の時間でこんなにお手にとっていただいたことは、びっくりするやら嬉しいやらで――ありがとうございました!  その後も、すこしずつすこしずつですが、既刊含めて本をお手にとっていただくことができました。  購入されるときに、以前発行した本の感想をいただけたり。 「通ったときに、表紙の絵が印象的だったので」という嬉しい(挿絵のぐり太さんにお伝えしなくては! な)お言葉をいただけたり。  レポートでも幾度か書いたことがあるのですが、GLFesをはじめとする属性オンリーは、文章本をお手にとってくださるかたが多くいらっしゃるように思えるのです。「自分の好きなその属性の作品であれば、一時創作二次創作問わず、漫画イラスト小説ゲームという媒体問わずまずは見てみる!」というスタンスで会場を回ってくださるかたが、まずはスペースに足をとめて見本誌をめくって見てくださる。  あ、こう書くとほかのオールジャンルや創作オンリーではお手にとっていただけないように聞こえちゃいそうですが、そうではなく。  なんというのでしょう。コミケやコミティアでは文芸ジャンルスペースは訪れないかもしれないかたに、新たに自分の本をお手にとっていただくチャンスなところがある気がする。  実際、コミティアでうちのメインシリーズである春日横丁ラプソディの2巻以降を買いにいらしてくださったかたから、「GLFesで1巻買って読んだので」というありがたいお言葉をいただいたこともありますしね。  創作文芸ジャンルで、自分の好きな属性に集中して同人誌を作られているかた(ほとんどのかたがそうだと思ったりしますが)は、属性オンリー、一度サークル参加されてみるのもお勧めなのです。  15時半がきて、GLFesは無事閉会。  自分のサークルは、コミティアで完売して今回(自家製本本なのをいいことに)ちょこっとだけ刷っていった『春日横丁ラプソディ 第11話後編』もちょうど全部お手にとっていただいて、ごきげんだったのです。  完売! とか書いてしまうには持っていった部数がほんとんほんとに少なかったのでなんなのですが――でも、コミティアのときに続いてラスト1時間の時間帯に最後の1冊をお買いあげいただいたのは、ほんとに嬉しかった。ありがとうございました!  帰りは、浅草は日曜日はどう考えてもご飯どころ飲みどころは混んでいるのと、じゃあ秋葉原(末広町)あたりで飲もうかなーって思って銀座線乗ったら劇混みで「あ、飲んだ後でこの混雑のなかで立って乗って帰るのは無理……」って思ったりして、  地元の溝の口まで帰ってきて、チェーンの焼き鳥屋さんでポテトフライと焼き鳥とビールを堪能する幸せな時間でした( *´ ω`*)    かさねがさね、会場で、そしてネットでお世話になったかた(告知ツイートは前日ぎりぎりだったのに、たくさんRTをいただきました)、ありがとうございました!  次回参加はCOMITIA150。いまからぜひとも、新刊を仕上げてお目にかけたいと思います!  
 カテゴリ:即売会レポート