2008年3月24日 備忘録
2000年から株式投資を始めて今年で8年目になります。
投資8年目にして始めて学んだことを備忘録として、まとめておきます。
配当利回りは株価の下支えにならない
私は、配当利回りが株価の下支えに最も有効な指標であると考えていました。
2002〜3年の株価が大底圏だった時代でも、配当利回りが3%以上の銘柄は
限られていましたし、それらの銘柄は暴落の影響をあまり受けませんでした。
しかしながら、今年の相場を見る限りではその考えは間違っていたようです。
高千穂電気・SPK・シチエなどの、好財務で安定して利益をあげている東証一部銘柄でも、
配当利回り4%付近まで売られています。
高千穂電気:PER 7.24倍、PBR 0.85倍、配当利回り 4.09%
シチエ:PER 8.11倍、PBR 0.66倍、配当利回り 3.7%
SPK:PER 6.63倍、PBR 0.62倍、配当利回り 3.94%
東証二部やJASDAQ銘柄になると、売られ方は更に酷くなり、
4%、5%は当たり前の状態です。持ち銘柄のCHINTAIは利回りが7%を越えてしまいました。
もう滅茶苦茶ですね。私は買いますけどね。
【補足】
配当利回りだけを見れば、不動産銘柄のサンシティは9%を越えていますが、
財務がよくない業種・銘柄はKen1ファンド銘柄ではありません。念のため。
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